ニュースリリース

立命館大学、確実な情報資産の保護を目的として ベリタスの統合型バックアップアプライアンスを採用

~NetBackup Appliance が2つのキャンパスをデータ連携、事業継続計画(BCP)や災害対策(DR)を実現、運用負荷も軽減~

2016年10月18日 -情報管理ソリューションのリーダー企業であるベリタステクノロジーズ合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:西村隆行、以下ベリタス)は本日、京都市に本部を置く学校法人立命館、および同法人の運営する立命館大学が、確実な情報資産の保護を目的として同社の統合型バックアップアプライアンスである「Veritas NetBackup Appliance」を採用したことを発表しました。

立命館大学は京都府以外にも複数のキャンパスを有し、その情報システムには、研究や教育などに用いる学術情報、教職員が業務に利用する教務情報、そして卒業生の成績情報などを含む約30 万人分の個人情報が保管されています。学内ICT運用を統括する立命館大学情報システム部では、それら多様で大量な情報の漏えいや改ざんに対する「セキュリティ対策」と消失に対する「データ保護」という2つの大きなテーマを掲げて、その対策や運用改善に取り組んできました。

特に、「データ保護」に関しては、急速なデジタル化がすすめられる中、学内各部門の要望によってデータが増え続け、システム構造も物理環境と仮想化環境の混在により複雑化し、一般的なバックアップ運用の適用が困難になりつつありました。さらに、広範な地域に複数のキャンパスが存在し、それぞれの状況を把握することも難しくなっていました。これらの課題に対処するために採用されたのが、「Veritas NetBackup Appliance」でした。

Veritas NetBackup には、仮想化環境も物理環境も統合的にバックアップでき、容量課金型のライセンス体系も用意されています。仮想化環境向けのVADP 連携バックアップは、エージェントレスで仮想マシンごとに世代管理することが可能で、作業スピードは大幅に向上されました。さらに、同学ではアプライアンス製品を選択することにより、デバイスの調達や運用の負荷軽減も実現されました。

立命館大学情報システム部情報基盤課、谷村 昇氏は以下のように述べています。

「統合基盤を構築するにあたって、あいまいだった運用設計の改善を含めて、ベリタステクノロジーズにはさまざまな知見と技術的サポートを提供していただきました。現在では、『拠点ストレージにデータを格納すれば遠隔地にバックアップできる』というシンプルな環境が実現でき、運用の負荷も大幅に軽減されました。」


今回、立命館大学が導入した統合型バックアップ専用アプライアンス、Veritas NetBackup Appliance は、仮想、クラウド、物理環境にまたがる最新のデータ保護を実現します。パフォーマンス、拡張性、管理の簡素化を必要とする企業に最適です。一般的な使用例は次のとおりです。

  • 重複排除機能の有無にかかわらず、ディスクベースの優れたパフォーマンスと容量の拡張性がメディアサーバーに求められる場合。
    Veritas NetBackup 5200シリーズ は、メディアサーバー、マスターサーバー、もしくはその両方にも同時に使用できる、万能型でコストパフォーマンス重視の統合型アプライアンスであるのに対し、Veritas NetBackup 5300シリーズは、100TB超のデータの保護を必要とする大規模環境向けに、パフォーマンスと拡張性を最優先としたメディアサーバーとして使用可能です。最新の Veritas NetBackup 5240 アプライアンスをご利用いただくと、201 TB まで、Veritas NetBackup 5330アプライアンスをご利用いただくと458TBまで容量の拡張が可能です。

  •  データセンターやリモートオフィスまたはディザスタリカバリ(DR)先で、バックアップシステムを集約し管理を簡素化する場合。
    たとえば、多拠点のリモートオフィスで Veritas NetBackup 5240を使用して、単一のVeritas NetBackup 5330 にレプリケーションを集約することができます。

ベリタスの代表執行役員社長である西村隆行は以下のように述べています。
「このたび、約7万人が利用するシステムにおけるバックアップ運用の課題が、弊社のVeritas NetBackup Applianceによって解決できたことをうれしく思います。本製品は、仮想・物理の環境はもちろんのこと、クラウドサービスのデータをオンプレミスにバックアップすることも可能であり、最先端のシステム環境において、高いコストパフォーマンスを発揮します。ベリタスは、今後ともデータ保護の課題解決に向けて新しい技術や製品を開発・提供し続けることで、変化する昨今のIT戦略ニーズにも貢献していきます。」

本導入事例の詳細につきましては、こちらのURLをご参照ください。

以上

◆関連URL
製品情報;Veritas NetBackup Appliance
https://www.veritas.com/ja/jp/product/backup-and-recovery/netbackup-appliances

事例シート;立命館大学 立命館が選んだバックアップ基盤~2つのキャンパスをデータ連携
https://www.veritas.com/content/dam/Veritas/docs/customer-success/CS-ritsumei-u-JP.pdf

Veritas Technologies LLC について
Veritas Technologies LLCは、世界最大規模の非常に複雑な異種混在環境をサポートするために設計されたソリューション群を通じて、所有する情報を有効活用する力をお客様に提供します。ベリタス製品は、現在 Fortune 500 企業の 86% にご利用いただいており、データ可用性の向上とインサイトの提供によってお客様の競合優位性を高めています。ベリタステクノロジーズ合同会社は、ベリタスグループの日本法人です。

*Veritas、Veritasロゴ は、Veritas Technologies LLC または関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
*その他製品名等はそれぞれ各社の登録商標または商標です。


将来に関する記述: 製品の今後の予定についての将来に関する記述は予備的なものであり、未来のリリース予定日はすべて暫定的で、変更の可能性があります。今後の製品のリリースや予定されている機能修正についてはベリタスが継続的な評価を行なっており、実装されるかどうかは確定していません。ベリタスが確言したと考えるべきではなく、購入決定の理由とすべきではありません。

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