ニュースリリース

ベリタス、2製品の最新版を発表 情報ガバナンスを向上させてデータ保持とリスク緩和策を強化

Enterprise Vault™ 12 と Data Insight 5.1 により、企業の非構造化データを的確に把握して適切な対応が可能に

2016 年 3 月 23 日 - 情報管理のリーダー企業であるベリタステクノロジーズ合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:西村隆行、以下ベリタス)は、最新版であるEnterprise Vault™ 12 と Data Insight 5.1の提供を本日より開始すると発表しました。今回実装された新機能として、高度な分類機能、Box のサポート、そして自動修復ワークフローなどが搭載されています。そして、これらの機能を組み合わせることで、企業を強力にサポートします。具体的には、非構造化データについての重要な情報が可視化できるようになり、コンプライアンスを守りビジネスの生産性を向上させて価値ある情報を発見するために、どの情報を保持または削除すべきかを識別するとともに、十分な情報に基づいて意思決定を行えるようになります。ベリタスが同日に発表した、企業が有するデータの実態を業界で初めて正確に捉えた結果をまとめた新たなレポートData Genomics Index(データ ゲノミクス インデックス) により、企業では通常、データの 41% が 3 年以上にわたり放置されていることが明らかになっていることから、こうした意思決定は今後ますます重要となります。

Enterprise Vault 12 (エンタープライズ ボルト 12)

企業は、ガバナンスと法規制要件へ対応するとともにビジネスインテリジェンスを強化するため、保持すべき情報と削除すべき情報を的確に識別する必要に迫られています。Enterprise Vault 12 は、柔軟性の高い一元化された高性能の分類フレームワークを提供します。これにより、重要な情報や規制対象の情報を簡単に特定し、重要でないデータを削除できます。Enterprise Vault 12 は、ベリタスの特許出願中の技術または互換の分類エンジンを使用して、電子メール、ファイル、SharePoint、インスタントメッセージ、ソーシャルメディアなどの取得コンテンツを自動的に分類します。ベリタスではさらに、業界をリードするアーカイブベンダーとしてのスキルや経験を駆使して、ペタバイト規模の情報をアーカイブしているお客様が情報を再分類して、長期的に保持する方法を改善できるように支援します。

他の新機能は以下のとおりです。

  • インテリジェント レビュー – 学習エンジンを活用して、審査に関連のある項目を優先し、関連のない項目は選別することで、アーカイブコンテンツの監視を合理化します。
  • ゲート付き削除 – 現在の保持ポリシーに適合する場合にのみアーカイブ情報が削除されるようにすることで、コンプライアンスを強化します。期限を迎えたりユーザーが削除したりする前に、企業がポリシーチェックを実行できるようになりました。
  • イメージ変換OCR (光学式文字認識) – 画像に埋め込まれたテキストを抽出してインデックス作成と分類を行います。これにより、アーカイブした情報の検索と情報開示が可能になります。
  • Enterprise Vault Search – 新しいインターフェースで機能と操作性が強化されており、アーカイブした情報にいっそう素早く簡単にアクセスできます。


ベリタスは、ガートナーのマジック・クアドラント(MQ)のエンタープライズバックアップソフトウェアおよび統合アプライアンス部門とエンタープライズ情報アーカイブ部門の両方で、10 年以上にわたりリーダーとして認定されています。Veritas Enterprise Vault は、市場シェア第 1 位の企業向けオンプレミス情報アーカイブソリューションです。

Data Insight 5.1 (データ インサイト)

企業は最も機密性の高いデータを的確に管理するとともに、権限のあるユーザーが必要なときにはすぐアクセス可能にする必要があります。このことはますます重要になっています。いまや情報はオンプレミスだけでなく、場合によっては複数のクラウド環境で保存されるからです。

Data Insight 5.1 では、新たに 法人向けクラウドストレージのBox がサポートされています。オンプレミスのストレージから最もよく利用されているクラウドオプションまでを対象として、企業全体にわたり、包括的に機密情報を特定できる機能を提供します。また、「設定修復支援ワークフロー機能」が強化され、アクセス権限とファイル権限の変更を可能な限り自動化できるようになりました。このワークフロー機能はセルフサービスポータルから簡単に利用できます。数十億のファイル属性とユーザーの活動を対象とする高速スキャンに基づいてペタバイト規模でこの機能を実現できるのは、ベリタスならではの強みです。

ベリタスの常務執行役員 テクノロジーセールス&サービス統括本部の高井隆太は次のように述べています。「今日のデジタル時代では、ほぼすべての企業がデータの急増への対応に苦慮しています。平均的な企業では、陳腐化したデータのために年間約25億円を費やしています。多くの企業は、あふれるデータに直面して、既存のインフラを拡張して対応しようと考えます。しかし、的確な情報ガバナンス戦略で先手を打っておけば、総コストを大幅に削減できると同時にリスクも緩和できるのです。Enterprise Vault™ 12と Data Insight 5.1 の両製品では、そのための強力で革新的な技術を提供しており、企業が所有するデータを可視化して的確な意思決定を行えるように支援します」。

以上

関連リンク

Enterprise Vault 12

https://www.veritas.com/ja/jp/product/information-governance/enterprise-vault

Data Insight 5.1

https://www.veritas.com/content/veritas/japanese/jp-ja/product/information-governance/data-insight.html

 出典: Gartner, Inc.、『Magic Quadrant for Enterprise Backup Software and Integrated Appliances (マジック・クアドラント エンタープライズバックアップソフトウェアおよび統合アプライアンス部門)』、Dave Russell、PushanRinnen、Robert Rhame、2015 年 6 月 15 日。
 出典: Gartner, Inc.、『Magic Quadrant for Enterprise Information Archiving (マジック・クアドラント エンタープライズ情報アーカイブ部門)』、Alan Dayley、Garth Landers、Anthony Kros、2015 年 10 月 29 日。注: 2005 年から 2009 年まで、本調査は「Magic Quadrant for Email Active Archiving (マジック・クアドラント 電子メールアクティブアーカイブ部門)」と呼ばれていました。

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Veritas Technologies LLC について

Veritas Technologies(ベリタス テクノロジーズ)は、世界最大規模で最も複雑な環境にも対応できる情報管理ソリューション群を通じて、お客様が情報の力を最大限に活用することを可能にします。ベリタス製品は、 Fortune 500のグローバル企業 86% を含む、あらゆる規模の組織にご利用いただいており、データ可用性の向上とインサイト(洞察)の提供によってお客様の競合優位性を高めています。ベリタステクノロジーズ合同会社は、ベリタスグループの日本法人です。

*Veritas、Veritasロゴ は、Veritas Technologies LLC または関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
*その他製品名等はそれぞれ各社の登録商標または商標です。

将来に関する記述: 製品の今後の予定についての将来に関する記述は予備的なものであり、未来のリリース予定日はすべて暫定的で、変更の可能性があります。今後の製品のリリースや予定されている機能修正についてはベリタスが継続的な評価を行なっており、実装されるかどうかは確定していません。ベリタスが確言したと考えるべきではなく、購入決定の理由とすべきではありません。

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