NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- 第 I 部 セキュリティの管理
- 監視と通知
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- セキュリティイベントと監査ログ
- セキュリティ証明書の管理
- ユーザーセッションの管理
- マスターサーバーのセキュリティ設定の管理
- API キーの作成と使用
- 認証オプションの設定
- ホストの管理
- Web UI のトラブルシューティング
- 第 II 部 ストレージとバックアップの管理
- 第 III 部 Veritas Resiliency Platform
- 第 IV 部 クレデンシャルの管理
IDP 構成の追加および有効化
次の手順に進む前に、IDP メタデータ XML ファイルをダウンロードして NetBackup マスターサーバーに保存したことを確認します。
IDP 構成を追加および有効化するには
- マスターサーバーにルートまたは管理者としてログオンします。
- 次のコマンドを実行します。
nbidpcmd -ac -n IDP configuration name -mxp IDP XML metadata file [-t SAML2] [-e true | false] [-u IDP user field] [-g IDP user group field] [-M Master Server]
以下の説明に従って変数を置き換えます。
IDP configuration name は、IDP 構成に指定された一意の名前です。
IDP XML metadata file は、XML メタデータファイルへのパスです。これには、IDP の構成の詳細が Base64URL エンコードされた形式で含まれます。
-e true | false は、IDP 構成を有効または無効にします。IDP 構成が追加されて有効になっている必要があります。そうでない場合、ユーザーは SSO (シングルサインオン) オプションを使ってサインインできません。NetBackup マスターサーバーに複数の IDP 構成を追加もできますが、一度に 1 つの IDP 構成のみを有効にできます。
IDP user field および IDP user group field は、AD または LDAP の userPrincipalName および memberOf の属性にマッピングされる SAML 属性名です。
メモ:
SAML 属性名が、それぞれ username@domainname および (CN=group name, DC=domainname) の形式で定義されていることを確認します。
Master Server は、IDP 構成を追加または変更するマスターサーバーのホスト名または IP アドレスです。コマンドを実行する NetBackup マスターサーバーがデフォルトで選択されます。
例: nbidpcmd -ac -n veritas_configuration -mxp file.xml -t SAML2 -e true -u username -g group-name -M master_server.abc.com