NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- 第 I 部 セキュリティの管理
- 監視と通知
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- セキュリティイベントと監査ログ
- セキュリティ証明書の管理
- ユーザーセッションの管理
- マスターサーバーのセキュリティ設定の管理
- API キーの作成と使用
- 認証オプションの設定
- ホストの管理
- Web UI のトラブルシューティング
- 第 II 部 ストレージとバックアップの管理
- 第 III 部 Veritas Resiliency Platform
- 第 IV 部 クレデンシャルの管理
マスターサーバー上のバックアップデータサイズの追跡
使用状況レポートアプリケーションは、組織内の NetBackup マスターサーバーにあるバックアップデータのサイズを一覧表示します。このレポートには、次の利点があります。
容量ライセンスを計画する機能がある。
NetBackup が週単位で使用状況と傾向の情報を収集してレポートできる。
nbdeployutil ユーティリティによって、レポート用のデータの収集の実行をスケジュール化できる (デフォルトで有効)。詳しくは、『容量ライセンスレポートのスケジュール設定』を参照してください。
Smart Meter へのリンク。このツールを使用すると、NetBackup カスタマは、消費パターンをほぼリアルタイムで視覚的に把握して、ライセンスの使用状況を積極的に管理できます。
次のポリシー形式のレポートを作成します。
BigData
Informix
NDMP
Sybase
MS-Exchange-Server
MS-SQL-Server
Oracle
VMware
Hyper-V
MS-Windows
標準 (Standard)
Hypervisor
NetBackup は、次の要件が満たされていれば、使用状況レポートのデータを自動的に収集します。
マスターサーバー (1 台または複数) が NetBackup 8.1.2 以降を実行している。
容量ライセンスを使用している。
スケジュールされた自動レポートを使用している。容量ライセンスレポートを手動で生成する場合、NetBackup Web UI の使用状況レポートにデータは表示されません。
次のファイルが存在する。
UNIX の場合:
/usr/openv/var/global/incremental/Capacity_Trend.out
Windows の場合:
install_path\var\global\incremental\Capacity_Trend.out
マスターサーバーのいずれかで、他のリモートマスターサーバーの使用状況レポートのデータを収集する場合は、追加の構成が必要です。マスターサーバー間に信頼関係を作成する必要があります。ローカルマスターサーバー (nbdeployutil の実行を計画している場所) を、各リモートマスターサーバー上の[サーバー (Servers)]リストに追加することも必要です。
使用状況レポートのサーバーリストの構成を参照してください。
マスターサーバー上のバックアップデータサイズの追跡を参照してください。
『容量ライセンスレポートのスケジュール設定』。容量ライセンス、スケジュール設定、および容量ライセンスレポートのオプションの詳細を説明します。
『Veritas Smart Meter スタートガイド』。Smart Meter を使用して NetBackup の配備とライセンスを管理する方法についての詳細を説明します。このツールでは、正確なほぼリアルタイムのレポートで、バックアップされるデータの合計量を確認できます。