NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- 第 I 部 セキュリティの管理
- 監視と通知
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- セキュリティイベントと監査ログ
- セキュリティ証明書の管理
- ユーザーセッションの管理
- マスターサーバーのセキュリティ設定の管理
- API キーの作成と使用
- 認証オプションの設定
- ホストの管理
- Web UI のトラブルシューティング
- 第 II 部 ストレージとバックアップの管理
- 第 III 部 Veritas Resiliency Platform
- 第 IV 部 クレデンシャルの管理
SQL Server のバックアップとリストアのための NetBackup サービスの設定
NetBackup Web UI を使用したポリシーおよび保護計画の場合、NetBackup はバックアップやリストアを実行する際に、NetBackup Client Service および NetBackup Legacy Network Service を使用して SQL Server にアクセスします。
NetBackup サービスのログオンアカウントには次の要件があることに注意します。
アカウントには SQL Server 「sysadmin」ロールが必要です。
ログオンアカウントでローカルシステムを使用する場合、SQL Server sysadmin ロールを NT AUTHORITY\SYSTEM または BUILTIN\Administrators グループに手動で適用する必要があります。
SQL Server のバックアップとリストアのために NetBackup サービスを設定するには
- SQL Server sysadmin ロールと必要なローカルセキュリティ権限のあるアカウントで、Windows ホストにログオンします。
- Windows サービスアプリケーションで、NetBackup Client Service を開きます。
- [ローカルシステムアカウント (Local System account)]または SQL Server 管理者アカウントが設定されていることを確認します。
[クライアントのローカルで定義されているクレデンシャルを使用 (Use credentials that are defined locally on the client)]設定を使ってインスタンスを登録する場合は、両方のサービスが同一のログオンアカウントを使う必要があります。[これらの特定のクレデンシャルを使う (Use these specific credentials)]設定を使ってインスタンスを登録する場合は、これらのサービスで同じログオンアカウントを使うか、別々のログオンアカウントを使うことができます。
- NetBackup Legacy Network Service を開きます。
- [ローカルシステムアカウント (Local System account)]または SQL Server 管理者アカウントが設定されていることを確認します。
[クライアントのローカルで定義されているクレデンシャルを使用 (Use credentials that are defined locally on the client)]設定を使ってインスタンスを登録する場合は、両方のサービスが同一のログオンアカウントを使う必要があります。[これらの特定のクレデンシャルを使う (Use these specific credentials)]設定を使ってインスタンスを登録する場合は、これらのサービスで同じログオンアカウントを使うか、別々のログオンアカウントを使うことができます。
- 別のログオンアカウントを選択した場合は、サービスを再起動します。
- [これらの特定のクレデンシャルを使用 (Use these specific credentials)]オプションを選択する場合、ローカルシステム以外のアカウントに特定のローカルセキュリティの権限が必要になります。
SQL Server のローカルセキュリティの権限の構成を参照してください。