プレスリリース

ベリタス、セキュリティソリューションのREDLab検証を取得した、 初のVeritas 360 DefenseパートナーにMicrosoft社を認定

最新の確認された正常なデータを迅速に発見し、安全な復旧までの時間を短縮するソリューション

2023年10月26日― セキュアなマルチクラウドデータ管理のリーダーである ベリタステクノロジーズ合同会社(本社:東京都港区、以下「ベリタス」 )は本日、Microsoft社がセキュリティソリューションのVeritas REDLab検証を取得した、初のVeritas 360 Defenseパートナーに認定されたことを発表しました。ベリタスは、同社の隔離テストラボREDLabにおいて実際のマルウェアでMicrosoft Defenderをテストした結果、Veritas Altaクラウドデータ管理プラットフォームおよびNetBackup製品ファミリーとの安全な統合性について、同ソリューションを認定しました。ベリタスとMicrosoft社が連携することで、ランサムウェ攻撃を受けた際も、お客様は最新の確認された正常なデータコピーを迅速に特定し、組織の業務を迅速に完全復旧させることが可能になります。

本日ベリタスが発表したVeritas 360 Defenseは、増え続けるランサムウェアの脅威からデータ資産を守るためのブループリント(設計図)を提供します。Veritas 360 Defenseは、業界で最も完全でセキュアなマルチクラウドデータ管理プラットフォームVeritas Altaを含むベリタスのポートフォリオのソリューションおよびMicrosoft社をはじめとする業界をリードするセキュリティおよびクラウドインフラストラクチャベンダーのソリューションを統合し、安全でクラウドネイティブなサイバーレジリエンスを実現するターンキーソリューションを提供します。また、お客様はまもなく、Veritas REDLabによって検証されたリファレンスデザインのライブラリを利用して、共同で展開したソリューションを安全に実装するためのベストプラクティスを活用することが可能になります。

ベリタスの製品管理担当シニアバイスプレジデント兼最高戦略責任者、ローレンス・ウォン(Lawrence Wong)は次のように述べています。「お客様が当社とMicrosoft社の製品を購入されるとき、両社のソリューションは単に一緒に販売されているだけでなく、実際に相互が連携して機能します。これこそが、REDLab検証の価値です。Microsoft社をはじめとするパートナー様は当社のサイバーレジリエンスソリューションにセキュリティ層を追加することができ、これによってベリタスをお使いのお客様はビジネスを守るための包括的なアプローチがもたらす卓越した運用環境を得ることができます。」

Veritas Alta Data ProtectionとMicrosoft Defenderの統合によって、お客様は最適化された静的・不変なストレージのバックアップデータをスキャンして、最後に確認した正常なデータコピーを特定できます。こうすることで、マルウェアによって破壊されたバックアップデータを復元し、組織を保護して再感染を防ぎ、より迅速に復旧することが可能になります。

Microsoft Sentinelのシニア・プログラム・マネージャーであるEric Burkholder氏は次のように述べています。「脅威の状況が進化しているということは、企業が常に新しく困難なサイバーセキュリティの問題に直面していることを意味します。当社のセキュリティソリューションのポートフォリオは、Veritas Altaクラウドデータ管理プラットフォームのようなサードパーティソリューションと統合できるので、お客様はセキュリティと保護の目標を迅速に達成し、常に悪意ある攻撃者の一歩先を進んでいくことができます。」

Veritas REDLab検証は、ベリタスとMicrosoft社の永続的な戦略的関係における新しい一歩です。両社間で確立されている製品とGo-to-market(市場開拓)戦略の深いレベルの統合によって、お客様はゼロトラストセキュリティモデルを構築し、サイバーレジリエンスを確立することができます。両社は、ダウンタイム、データ損失、規制に関わる罰則からお客様を保護するとともに、クラウドおよびデータ資産全体にわたる大規模な復旧について安心感を提供します。

ベリタスとMicrosoft社のこれまでのコラボレーションのハイライトは以下のとおりです。

  • ベリタスがMicrosoft SentinelとのシンプルなUIベースの統合を提供:すべてのユーザー監査証跡、データの異常、バックアップインフラストラクチャで見つかったマルウェアを、セキュリティオペレーション(SecOps)チームと共有することが可能になりました。
  • Veritas Alta Data ProtectionとMicrosoft Azureを統合:Microsoft Azureは、Veritas Alta Recovery Vaultのローンチパートナーでもあります。Veritas Alta Recovery Vaultは、ベリタスが提供するクラウドサイバー環境での安全性を確保したリカバリデータ隔離ボールトで、バックアップコピーが削除不可で不変性を有しているとともに復旧用に利用可能な状態を保証する仮想エアギャップコントロールを備えています。
  • Veritas Alta SaaS Protectionは、Microsoft AzureでホスティングされSOC2およびIRAPに認定された初のデータ保護ソリューションの1つ:Veritas Alta SaaS ProtectionはMicrosoft AzureをベースにしたSaaS保護用のプライベートテナントアーキテクチャを提供する最初のデータ保護ソリューションの1つでもあり、専用のリソースを確保することで競合を排除し、データ主権を保証します。
  • Veritas Alta Data Complianceを世界中のMicrosoft Azureへ独占的に展開:この緊密な統合によって、ベリタスはデータセンターのフットプリントを拡張し、世界中の異なる国・地域におけるデータ主権のニーズにわずか3週間で応えられるようになりました。

Alestra社のIT情報技術ディレクター、Gabriel Muñoz氏は次のように述べています。「複数のベンダーのセキュリティおよびサイバーレジリエンスソリューションをさまざまなPOC(概念実証)によって評価することは、時間を要するだけでなくストレスも大きなものです。しかし、ベリタス社とMicrosoft社の製品であれば、事前にテストと検証が行われているため、私たちはこのような負担から解放され問題に取り組むことができ、サイバーレジリエンスに対する新たな脅威からよりスピーディに自分たちを守ることができます。」

ベリタスの日本法人、ベリタステクノロジーズ合同会社の代表執行役員社長 金光諭佳は次のように述べ ています。「当社とMicrosoft社のコラボレーション実績は確かなものであり、Microsoft社が初のVeritas 360 Defenseパートナーに認定されたことでより強固なものとなります。両社のコラボレーションを更に進化させることで、引き続きお客さまが直面している課題を解決してまいります。」

ベリタスは、Microsoftインテリジェントセキュリティアソシエーション(MISA)のメンバーでもあります。MISAは、威力を増すサイバー脅威への防御を強化するために、Microsoft社のセキュリティテクノロジーとソリューションを統合している独立系ソフトウェアベンダー(ISV)とマネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)のエコシステムです。現在、Veritas AltaおよびNetBackupはMISAの一員として検証済みです。