Enterprise Vault™ ユーティリティ
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DumpSISPart コマンド
DumpSISPart コマンドは指定済みの SIS パーツを取り込みます。
DumpSISPart EntryId SisPartId [-o OutputFolder]
パラメータについて次に説明します。
EntryId | 必須のボルトストアエントリ、アーカイブエントリ、またはアーカイブフォルダエントリを識別します。 EVSVR は SIS パーツの場所を判断するためにこれを使います。 |
SisPartId | SIS パーツを指定します。 |
OutputFolder | 取り込まれたファイルとログファイルを格納するフォルダのパスを指定します。 デフォルトでは、これは Enterprise Vault プログラムフォルダ(たとえば、 |
次の例では、2 つのパラメータは必須の SIS パーツのボルトストアのエントリ ID と SIS パーツ ID を指定します。
dp 1995C3ACBB9472646AB0F3A0FDC7066B91210000testsrv1.domain.local 714003019523969A1D9431D0592CCE41~91~BAC3E35A~00~1
このコマンドは -o パラメータで出力フォルダを指定しないため、DumpSISPart はファイルをデフォルトの場所に出力します。その場所は通常 C:\Program Files (x86)\Enterprise Vault\Reports\EVSVR
です。 DumpSISPart のすべてのファイルは、EVSVR_DumpSISPart_20100715114342
のような、この出力フォルダの下のタイムスタンプ付きのフォルダに出力されます。 したがって、この例では、出力の絶対パスは次のとおりです。
C:\Program Files (x86)\
\Reports\EVSVR\EVSVR_DumpSISPart_20100715114342Enterprise Vault
注記されている場合を除き、DumpSISPart は下記のすべてのファイルを出力します。
表: 出力の絶対パスの直下にあるファイルとフォルダ
出力 | 説明 |
---|---|
Log | これはログファイルです。 上述の例では、ファイル名は 操作がどのように成功したか判断するために常時ログファイルを見直します。 ファイルは発生したエラーを示します。 |
xml | XML ファイルは SIS パーツを参照するボルトストアのボルトストアデータベースレコードを含んでいます。 DumpSISPart は SIS パーツが存在するボルトストアグループのボルトストアごとに 1 つの XML ファイルを生成します。 SIS パーツを参照するボルトストアの XML ファイルのみ情報を含んでいます。他は空の EnterpriseVault XML 要素を含んでいます。 サンプルファイル名は次のとおりです。
|
DVSSP/ARCHDVSSP (CAB が収集されたか、または移行された場合) | 大きくないファイルの SIS パーツの出力のみ。 サンプルファイル名は次のとおりです。
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DVSCC/ARCHDVSCC (CAB が収集されたか、または移行された場合) | 変換された内容が生成された大きくないファイルの SIS パーツの出力のみ。 サンプルファイル名は次のとおりです。
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DVFSP/ARCHDVFSP (移行された場合) | 大きいファイルの SIS パーツの出力のみ。 サンプルファイル名は次のとおりです。
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DVFCC/ARCHDVFCC (移行された場合) | 変換された内容が生成された大きいファイルの SIS パーツの出力のみ。 サンプルファイル名は次のとおりです。
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decompressed | SIS パーツか、または DumpSISPart が生成した SIS パーツが変換されたコンテンツファイルが圧縮された場合、コマンドは圧縮解除されたバージョンも生成します。 サンプルファイル名は次のとおりです。
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CAB/ARCHCAB (移行された場合) | SIS パーツが、CAB ファイルを使うコレクションのために設定された CIFS パーティションに格納される場合の出力のみ。CAB ファイルは SIS パーツが収集された場合に想定されます。 CAB ファイルの名前の形式は
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MetaData.xml | ストリーマデバイスに格納される SIS パーツの出力のみ。 DumpSISPart は SIS パーツに 1 つの XML ファイル、ストリーマデバイスに格納される SIS パーツが変換されたコンテンツに別のファイルを生成します。 サンプルファイル名は次のとおりです。
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