Enterprise Vault™ ユーティリティ
- このマニュアルについて
- ArchivePoints
- Audit Viewer
- バックトレース
- CenteraPing
- Domino Archive Exporter
- Domino Profile Document Tool
- Domino の保持計画ツール
- DTrace
- EVDominoExchangeMigration ツール
- EVDominoExchangeMigration ツールの実行
- EVDuplicateCleaner
- EVEARemovalUtility
- EVFSASetRightsAndPermissions
- EVrights
- EVservice
- EVSPShortcutManager
- EVSVR
- FSARunNow
- FSAUndelete
- FSAUtility
- NTFS to Centera Migration
- Permissions Browser
- Policy Manager (EVPM)
- Policy Manager 初期設定ファイルのセクションとキー名
- Policy Manager 初期設定ファイルの例
- プロビジョニング API による Policy Manager スクリプトの実行について
- ResetEVClient
- Vault Store Usage Reporter
EVSVR ArchiveObjects 確認操作の確認レベル
確認操作で[ArchiveObjects]オプションを選択する場合は、[レベル]設定も選択する必要があります。この設定によって、EVSVR が実行する確認レベルが決まります。
次の表に、[レベル]設定とその作用を示します。この表の最初の 3 つの確認レベルは、最もレベルが低いものから順に示されています。たとえば、レベル ObjectExtractsFromContainer を選択した場合、確認にはレベル ObjectContainerExists と レベル ObjectInContainer も含まれます。確認のレベルが高くなると、確認の実行時間も長くなります。
表: 確認操作[ArchiveObjects]でのレベル設定の作用
レベル設定 | コレクションを使わない CIFS パーティション | コレクションを使う CIFS パーティション | ストリーマパーティション | Dell EMC Centera パーティション |
---|---|---|---|---|
ObjectContainerExists | 保存セットまたは SIS パーツファイルが存在し、それらのファイルに明らかなエラー (ファイルのサイズが 0 バイトなど) がないことが確認されます。 必要に応じて、変換された内容ファイルがあるかどうかが確認されます。 | CAB ファイルが存在し、明らかなエラー (ファイルのサイズが 0 バイトなど) がないことが確認されます。 | 保存セットと SIS パーツを含んでいるコンテンツストリームが存在することが確認されます。 | 保存セットを含むクリップが存在することが確認されます。 |
ObjectInContainer | CAB ファイルが、CAB インデックスで定義されているように、保存セットまたは SIS パーツファイルを含むことが確認されます。 | クリップが開かれ、クリップに保存セットが含まれることがクリップの属性から確認されます。 | ||
ObjectExtractsFromContainer | CAB ファイルから保存セットまたは SIS パーツファイルを抽出できることが確認されます。 | |||
SISPartsMatch | ボルトストアデータベースの SIS パーツの参照とフィンガープリントデータベースの SIS パーツのフィンガープリントが、保存セットファイルの SIS パーツマップに一致することが確認されます。 | 適用なし。 | ||
FingerprintValid | 各 SIS パーツで、フィンガープリントが再計算され、フィンガープリントデータベースの値と一致することが確認されます。 圧縮された SIS パーツと変換された内容ファイルは圧縮解除されます (該当する場合)。 | |||
SavesetValid | すべての SIS パーツを含む保存セットを Enterprise Vault 保存セットに取り込んで完全な検証を実行します。 | 個別に格納されているすべての添付ファイルとストリームを含む保存セットを Enterprise Vault 保存セットに取り込んで完全な検証を実行します。 |