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NetBackup™ for VMware 管理者ガイド
Last Published:
2025-04-25
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (11.0)
- 概要
- 必須タスク: 概要
- VMware 管理者向けの RBAC の役割の構成
- 注意事項および前提条件
- VMware vSphere の権限
- VMware サーバーの管理
- VMware のバックアップポリシーの構成
- [VMware]タブのバックアップオプション
- [ディスクを除外 (Exclude disks)]タブ
- VMware インテリジェントポリシーの構成
- [VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプションについて
- アクセラレータを使用した仮想マシンのバックアップ
- VMware の保護計画の構成
- マルウェアスキャン
- インスタントアクセス
- インスタントロールバック
- 継続的なデータ保護
- 仮想マシンのバックアップ
- VM のリカバリ
- VMware エージェントレスリストア
- VMware バックアップからの個々のファイルとフォルダのリストア
- NetBackup を使用した Cloud Director 環境のバックアップ
- インスタントリカバリを使用した仮想マシンのリストア
- ハードウェアスナップショットとレプリケーションを使用した VM の保護
- ベストプラクティスおよび詳細情報
- VMware の操作のトラブルシューティング
- VMware の NetBackup ログ
- スナップショットエラーの発生 (状態コード 156)
- 付録 A. Windows の NFS のサービスの構成
- Windows Server 2012、2016 での NFS 用サービスの構成について (NetBackup for VMware)
- 付録 B. VMware raw デバイス (RDM) のバックアップ
VMware エージェントレスリストアについて
エージェントレスリストアを使用すると、NetBackup クライアントがインストールされていない仮想マシンに個々のファイルとフォルダをリストアできます。VxUpdate を使用して、NetBackup で仮想マシンにリカバリツールを配備し、ファイルやフォルダをリストアして、必要なクリーンアップを実行できます。ファイルをリカバリするターゲット仮想マシンに NetBackup が接続する必要はありません。すべてのリカバリが VMware vSphere Management API を使用して ESX Server 経由で処理されます。
NetBackup VMware のエージェントレスリストアについて説明するビデオをご覧いただけます。
エージェントレスリストア処理の概要
- NetBackup プライマリサーバーで NetBackup Web UI または Agentless Recovery API から入力を受け取ります。この入力には、リストアするファイルとフォルダに加え、ターゲット仮想マシンのクレデンシャルが含まれます。これらのクレデンシャルには管理者、root、または sudo 権限が必要です。
- 要求されたデータがプライマリサーバーからリストアホストに送信されます。
- リストアを実行するために必要な VxUpdate リカバリパッケージがリストアホストにあるかどうかが確認されます。必要なパッケージがない場合、リストアホストは VxUpdate を使用してプライマリサーバーからパッケージをダウンロードします。
- リストアホストは、vSphere Management API を使用して仮想マシンにリカバリツールをプッシュします。
- ユーザーが選択したファイルとフォルダを含むデータストリームが一時仮想マシンに関連付けられている vmdk でステージングされます。Cohesity がエージェントレスリストア用の一時仮想マシンを作成します。
- NetBackup によって一時仮想マシンに作成された vmdk がターゲット仮想マシンに接続されます。
- リカバリツールが起動され、ファイルとフォルダがリカバリされます。
- NetBackup で必要なクリーンアップが実行されます。処理の一環で作成された一時的なファイルとオブジェクトがすべて削除されます。削除されるオブジェクトには、リカバリツール、一時仮想マシン、ステージング vmdk があります。
- これでジョブは完了です。