NetBackup™ for VMware 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (11.0)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup for VMware について
    2.  
      データベースデータを含む仮想マシンのバックアップについて
    3.  
      VMware バックアップホストとしての NetBackup アプライアンスについて
    4.  
      NetBackup for VMware のコンポーネント
    5.  
      バックアップホストとしてのアプライアンス: コンポーネントの概要
    6.  
      バックアップまたは検出ホストとしてのメディアサーバー
    7.  
      VMware バックアップ処理の概要
    8.  
      NetBackup for VMware の用語
  2. 必須タスク: 概要
    1.  
      VMware の作業の概要
    2.  
      NetBackup の作業の概要
  3. VMware 管理者向けの RBAC の役割の構成
    1.  
      VMware 管理者の RBAC の役割
    2.  
      特定の VMware オブジェクトレベルでの権限の割り当て
    3.  
      VMware サーバーまたはデータセンター用のカスタム役割の作成
    4.  
      組織 VDC 管理者用のカスタム役割の作成
    5.  
      特定の VM を管理するためのカスタム役割の作成
    6.  
      データセンターの権限の管理
    7.  
      単一の VM に対する権限の管理
    8.  
      VM に対する RBAC の役割が持つ権限の他の VM への適用
  4. 注意事項および前提条件
    1.  
      NetBackup for VMware: 注意事項および制限事項
    2.  
      VVol (VMware Virtual Volumes) に関する注意事項
    3.  
      VMware IPv6 環境のバックアップに必要な NetBackup IPv6 パラメータ
    4.  
      NetBackup for VMware: Linux 仮想マシンの注意事項
    5.  
      VMware バックアップホストとしての NetBackup Appliance に関する注意事項
    6.  
      NetBackup for VMware による SAN マルチパスのサポート
    7.  
      耐障害性 VM に対する NetBackup for VMware のサポート
    8.  
      プライマリ VM 識別子に対する NetBackup の文字制限
    9.  
      ポリシーの問い合わせビルダーで、表示名、リソースプール名、vApp 名の大文字と小文字が区別される
    10.  
      hotadd トランスポートモードに関する注意事項
    11.  
      VMware Intelligent Policy の問い合わせにおけるタグの使用の注意事項と制限事項
    12.  
      VMware タグ関連付けのバックアップとリストアのための注意事項と制限事項
    13.  
      VMware ストレージポリシーのバックアップとリストアのための注意事項と制限事項
    14.  
      LVM シンプールベースボリュームのサポート
  5. VMware vSphere の権限
    1.  
      VMware vSphere 権限について
    2.  
      仮想マシンのバックアップに対する VMware vSphere 権限
    3.  
      VM の完全リストアに対する VMware vSphere 権限
    4.  
      インスタントアクセス VM を作成するための VMware vSphere 権限
    5.  
      NetBackup プラグイン操作の VMware vSphere 権限
    6.  
      インスタントロールバックの VMware vSphere 権限
    7.  
      エージェントレス SFR 権限の VMware vSphere 権限
    8.  
      個々の vmdk リストア権限についての VMware vSphere 権限
    9.  
      vApp リストアとテンプレートへの vApp リストアについての VMware vSphere 権限
    10.  
      VMware vSphere との円滑な統合のためのオプションの権限
  6. VMware サーバーの管理
    1. VMware 検出について
      1.  
        VMware 資産の自動検出の間隔の変更
      2.  
        VMware サーバーの資産の手動での検出
    2. VMware サーバーの追加
      1.  
        VMware Managed Object Browser を使ったサーバー名の検証
    3.  
      VMware サーバーのクレデンシャルの検証と更新
    4.  
      VMware サーバーの参照
    5.  
      VMware サーバーの削除
    6.  
      インテリジェント VM グループの作成
    7.  
      インテリジェント VM グループの削除
    8.  
      VMware アクセスホストの追加
    9.  
      VMware アクセスホストの削除
    10. VMware リソース形式のリソース制限の変更
      1.  
        VMware のリソース形式と制限
    11.  
      vCenter にイベントをホストする権限の設定
    12.  
      NetBackup vSphere プラグインのための認証トークン
    13.  
      NetBackup での VMware 仮想化サーバー証明書の検証
  7. VMware のバックアップポリシーの構成
    1.  
      VMware ポリシーの構成
    2.  
      [属性 (Attributes)]タブでポリシーごとのジョブ数を制限する (VMware)
    3. [VMware]タブのバックアップオプション
      1.  
        VMware バックアップホスト
      2.  
        [最適化 (Optimizations)]オプション (VMware)
      3.  
        [プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]オプション (VMware)
      4.  
        [既存のスナップショット処理 (Existing snapshot handling)]のオプション (VMware)
      5.  
        [トランスポートモード (Transport modes)]オプション (VMware)
      6.  
        アプリケーション保護オプション (VMware)
      7.  
        VMware - 高度な属性
      8.  
        [ポスト vCenter イベント (Post vCenter events)]オプション (VMware の高度な属性)
    4. [ディスクを除外 (Exclude disks)]タブ
      1.  
        仮想ディスクの選択におけるディスクのエクスクルードオプションについて
      2.  
        バックアップからディスクを除外する: 避けるべき例
      3.  
        ブートディスクまたはデータディスクをエクスクルードしたバックアップからのデータのリストア
    5.  
      VMware 仮想マシンの参照
    6.  
      仮想マシンを参照するときに NetBackup が検索する VMware サーバーの制限
    7.  
      VM がポリシーで手動で選択される場合は、仮想マシンのホスト名と表示名が一意である必要があります。
    8.  
      [プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]オプションと仮想マシンの手動選択
    9.  
      仮想マシンの増分バックアップについて
    10.  
      増分バックアップの構成
    11.  
      仮想マシンの Storage Foundation Volume Manager ボリューム
  8. VMware インテリジェントポリシーの構成
    1.  
      NetBackup for VMware における仮想マシンの自動選択について
    2.  
      VMware タグ関連付けのサポートと使用
    3.  
      NetBackup の問い合わせ規則の基本原則
    4.  
      仮想マシンの自動選択に関する重要事項
    5.  
      仮想マシンの自動選択の NetBackup の要件
    6.  
      仮想マシンの自動選択: タスクの概要
    7.  
      VMware 仮想マシンの選択オプション
    8. [VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプションについて
      1.  
        vCenter に対する仮想マシンの検出の影響
    9.  
      仮想マシンの自動選択を構成する
    10.  
      基本モードでの既存の問い合わせの編集
    11.  
      詳細モードでの問い合わせビルダーの使用
    12.  
      クエリーの AND と OR
    13.  
      NetBackup 問い合わせビルダーの例
    14.  
      問い合わせの IsSet 演算子
    15.  
      複数のポリシーによる仮想マシンの選択について
    16.  
      問い合わせの演算の順序 (優先度規則)
    17.  
      複合問い合わせのカッコ
    18.  
      リソースプールの問い合わせ規則
    19.  
      データセンターフォルダ (ホストフォルダ) の問い合わせ規則
    20.  
      重複した名前の問い合わせ規則
    21.  
      タグの問い合わせ規則
    22.  
      問い合わせビルダーのフィールドの参照
    23.  
      VMware の「問い合わせのテスト (Test Query)」画面
    24.  
      問い合わせのテスト: 失敗した仮想マシン
    25.  
      [問い合わせのテスト (Test Query)]の結果の[選択項目 (Selecction)]列に対するプライマリ VM の識別子パラメータの効果
    26.  
      問い合わせのテストの結果の[VM 名 (VM Name)]列に対する[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]パラメータの影響
    27.  
      問い合わせビルダーでの仮想環境の変更表示の更新
    28.  
      大規模な VMware 環境で VM 検出に必要な時間を短縮する
  9. アクセラレータを使用した仮想マシンのバックアップ
    1.  
      仮想マシンの NetBackup Accelerator について
    2.  
      アクセラレータ: 完全スケジュールと増分スケジュール
    3.  
      NetBackup アクセラレータが仮想マシンとどのように連携して働くか
    4.  
      Accelerator 仮想マシンの注意および要件
    5.  
      仮想マシンのアクセラレータ強制再スキャン (スケジュールの属性)
    6.  
      アクセラレータには OptimizedImage 属性が必要
    7.  
      アクセラレータバックアップおよび NetBackup カタログ
    8.  
      バックアップジョブ詳細ログのアクセラレータメッセージ
    9.  
      ネットワークを介して転送されたアクセラレータバックアップのデータ量の報告について
    10.  
      NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送されたデータとのアクセラレータのイメージサイズの置換
  10. VMware の保護計画の構成
    1. VM またはインテリジェント VM グループの保護
      1.  
        スケジュール
      2.  
        バックアップオプション (Backup options) と詳細オプション (Advanced options)
      3.  
        バックアップからのディスクの除外
      4.  
        スナップショットの再試行オプション (Snapshot retry options)
    2.  
      VMware 資産の保護設定のカスタマイズ
    3.  
      VM またはインテリジェント VM グループの保護の解除
    4.  
      VM またはインテリジェント VM グループの保護状態の表示
  11. マルウェアスキャン
    1.  
      作業負荷の種類ごとの資産
  12. インスタントアクセス
    1.  
      インスタントアクセスの前提条件
    2.  
      インスタントアクセス機能を使用する前の考慮事項
    3.  
      インスタントアクセス VM の作成
    4.  
      VM バックアップイメージからのファイルとフォルダのリストア
    5.  
      VM バックアップイメージからのファイルとフォルダのダウンロード
    6. インスタントアクセス Build Your Own (BYO)
      1.  
        インスタントアクセス Build Your Own (BYO) の前提条件
      2.  
        インスタントアクセス Build Your Own (BYO) のハードウェア構成の必要条件
      3.  
        よく寄せられる質問
    7.  
      VM マルウェアスキャン
  13. インスタントロールバック
    1.  
      インスタントロールバックの前提条件
    2.  
      インスタントロールバック機能を使用する前の考慮事項
    3.  
      VM バックアップイメージからのインスタントロールバック
  14. 継続的なデータ保護
    1.  
      継続的なデータ保護について
    2.  
      CDP の用語
    3.  
      CDP アーキテクチャ
    4.  
      前提条件
    5.  
      CDP 用の容量ベースのライセンス
    6.  
      CDP を構成する手順
    7.  
      CDP ゲートウェイからの VM の削除
    8.  
      CDP ゲートウェイの定義
    9.  
      サイズ調整の注意事項
    10.  
      CDP の並列実行バックアップジョブの制限
    11.  
      完全同期の制御
    12.  
      CDP ジョブの監視
    13.  
      CDP でのアクセラレータの使用
    14.  
      CDP で保護されている VM のリカバリ
    15.  
      CDP の制限事項
    16.  
      CDP のトラブルシューティング
  15. 仮想マシンのバックアップ
    1.  
      仮想マシンを手動でバックアップする
    2.  
      VMware 向け試用版バックアップ
    3.  
      アクティビティモニターを使って仮想マシンバックアップを監視する
    4.  
      アクティビティモニターでジョブを個別に再起動する
    5.  
      vSphere Client (HTML5) での NetBackup アクティビティの表示
  16. VM のリカバリ
    1.  
      リストアの注意事項および制限事項
    2.  
      Linux でのリストアの注意事項および制限事項
    3. VMware 仮想マシン全体のリカバリ
      1.  
        リカバリオプション
      2.  
        ストレージポリシー
      3.  
        高度なリカバリオプション
      4.  
        高度なリカバリオプション: リストアされる仮想ディスクのフォーマット
      5.  
        高度なリカバリオプション: トランスポートモード
    4. VMware 仮想マシンディスクのリストア
      1.  
        VMware 仮想マシンディスクのリストアについて
      2.  
        仮想ディスクまたはファイルシステムの選択
      3.  
        仮想マシンディスクのリカバリオプション
      4.  
        ストレージターゲットのリストアオプション
  17. VMware エージェントレスリストア
    1.  
      VMware エージェントレスリストアについて
    2.  
      VMware エージェントレスリストアの前提条件と制限事項
    3. ゲスト VM へのエージェントレス単一ファイルリカバリのクレデンシャルへのアクセスの提供
      1.  
        VMware ゲスト VM のクレデンシャルの追加
      2.  
        ゲスト VM へのエージェントレス単一ファイルリカバリのカスタム役割の作成 (クレデンシャルを使用)
    4.  
      VMware エージェントレスリストアによるファイルとフォルダのリカバリ
    5.  
      制限されたリストアモードについて
  18. VMware バックアップからの個々のファイルとフォルダのリストア
    1.  
      個々の VMware ファイルおよびフォルダのリストアについて
    2.  
      個別のファイルとフォルダのリストア
    3.  
      VMware ファイルのリストアのリカバリオプション
    4.  
      VMware を Windows の共有仮想マシンドライブにリストアするための NetBackup Client Service の設定
  19. NetBackup を使用した Cloud Director 環境のバックアップ
    1.  
      vCloud Director の NetBackup について
    2.  
      vCloud のための NetBackup ポリシーの作成における注意点
    3.  
      仮想マシンの vCloud Director へのリストアに関する注意事項
    4. VMware Cloud Director 仮想マシンのリカバリ
      1.  
        リカバリターゲット
      2.  
        vApp オプション
      3.  
        リカバリオプション
    5.  
      複数の仮想マシンがある vApp テンプレートのリストア
    6.  
      大規模な vCloud 環境で VM 検出に必要な時間を短縮する
  20. インスタントリカバリを使用した仮想マシンのリストア
    1.  
      VMware のインスタントリカバリについて
    2.  
      VMware のインスタントリカバリのタスク概要
    3.  
      VMware 機能のインスタントリカバリにおけるパフォーマンスに関する推奨事項
    4.  
      VMware のインスタントリカバリの要件
    5.  
      VMware のインスタントリカバリの注意事項
    6.  
      Windows リストアホストで Client for NFS サービスを再起動する
    7.  
      nbrestorevm コマンドのインスタントリカバリオプション
    8.  
      VMware のインスタントリカバリを使った仮想マシンのリストア
    9.  
      VMware のインスタントリカバリを使用して、仮想マシンを別の場所にリストアする
    10.  
      現在の仮想マシン実行中の VMware 機能のインスタントリカバリによる個別のファイルのリストア
    11.  
      VMware のインスタントリカバリのジョブ形式
    12.  
      VMware のインスタントリカバリを使ったリストアされた仮想マシンの再有効化
  21. ハードウェアスナップショットとレプリケーションを使用した VM の保護
    1.  
      仮想マシンとハードウェアスナップショットについて
    2.  
      配備とアーキテクチャ
    3.  
      サポートされる機能とアプリケーション
    4.  
      ハードウェアスナップショットとレプリケーションの前提条件
    5.  
      ハードウェアスナップショットでサポートされる操作
    6.  
      ハードウェアスナップショットを使用するための VMware ポリシーの構成
    7.  
      NetBackup Snapshot Manager レプリケーションを使用するための VMware ポリシーの構成
    8.  
      VM にハードウェアスナップショットを使用するアクティビティモニターのジョブ
    9.  
      注意事項および制限事項
    10.  
      VMware ハードウェアスナップショットとレプリケーション操作のトラブルシューティング
  22. ベストプラクティスおよび詳細情報
    1. NetBackup for VMware のベストプラクティス
      1.  
        NetBackup for VMware で重複排除を実施
    2.  
      NetBackup がリストア時に VMware タグ関連付けを処理する方法
    3.  
      VMware タグの使用のベストプラクティス
    4. VMware バックアップサイズの縮小について
      1.  
        ブロックレベルバックアップ (BLIB): 完全と増分
      2.  
        vSphere Client のスナップショットの削除
    5.  
      NetBackup for VMware の補足情報
  23. VMware の操作のトラブルシューティング
    1. VMware の NetBackup ログ
      1.  
        仮想マシンでのアクセラレータの NetBackup ログ
      2.  
        VxMS ログの構成
      3.  
        VxMS core.log と provider.log のファイル名形式
      4.  
        VDDK ログレベルの設定
    2.  
      VMware のバックアップに関するトラブルシューティング
    3.  
      VMware のリストアとファイルのリストアのトラブルシューティング
    4.  
      VMware サーバーの追加に関するトラブルシューティング
    5.  
      VMware サーバーの参照に関するトラブルシューティング
    6.  
      新たに検出された VM の状態に関するトラブルシューティング
    7.  
      ポリシー構成のトラブルシューティング
    8.  
      インスタントアクセス VM からのファイルのダウンロードに関するトラブルシューティング
    9.  
      除外された仮想ディスクのバックアップとリストアのトラブルシューティング
    10.  
      NetBackup がバックアップまたはリストアに使用する ESX ネットワークの決定方法
    11.  
      DNS 問題によって引き起こされる参照遅延の回避
    12.  
      仮想マシン検出の参照タイムアウトの変更
    13.  
      vSphere のタイムアウトおよびログの値の変更
    14.  
      VMware サーバーのクレデンシャルが有効でない
    15. スナップショットエラーの発生 (状態コード 156)
      1.  
        スナップショットエラーの原因: NetBackup または VMware
    16.  
      NetBackup と VMware Storage vMotion with vSphere 5.0 以降の競合
    17.  
      バックアップまたはリストアジョブがハングアップする
    18.  
      Windows でのアプリケーション静止の VMware SCSI 要件
    19.  
      VMware 仮想マシンがリストア後に再起動しない
    20.  
      リストアされた仮想マシンが起動できない、またはファイルシステムにアクセスできない
    21.  
      NetBackup ジョブは VMware サーバーの更新タスクが原因で失敗しました。
    22.  
      vSphere インターフェースで仮想マシンの統合が必要であるとレポートされる
    23.  
      Linux VM と永続的なデバイス名前
    24.  
      Windows ダイナミックディスクを使う VMware 仮想マシンで、Windows リストアホストと hotadd トランスポートモードを使うと増分バックアップからのリストアに失敗する
    25.  
      同時 hotadd バックアップ (同じ VMware バックアップホストからのバックアップ) がステータス 13 で失敗する
    26.  
      VMware タグ使用のトラブルシューティング
    27.  
      ゲストのカスタマイズを vCloud Director に確実にリストアできるようにする
    28.  
      既存の VM への vmdk リストアに関するトラブルシューティング
    29.  
      仮想ボリューム (VVol) 上の仮想マシンのバックアップのトラブルシューティング
    30.  
      NetBackup クライアントの VMC (VMware Cloud) へのインストール中の CA 証明書の問題
  24. 付録 A. Windows の NFS のサービスの構成
    1.  
      Granular Recovery Technology (GRT) 用の Network File System (NFS) のインストールおよび構成について
    2. Windows Server 2012、2016 での NFS 用サービスの構成について (NetBackup for VMware)
      1.  
        Windows Server 2012、2016 メディアサーバーでのネットワークファイルシステム (NFS) 用サービスの有効化 (NetBackup for VMware)
      2.  
        Windows 2012、2016 リストアホストでのネットワークファイルシステム (NFS) 用サービスの有効化 (NetBackup for VMware)
    3.  
      Server for NFS の無効化 (NetBackup for VMware)
    4.  
      メディアサーバーでの Client for NFS を無効化 (NetBackup for VMware)
    5.  
      個別リカバリテクノロジ (GRT) 用の UNIX メディアサーバーと Windows バックアップまたはリストアホストの構成 (NetBackup for VMware)
    6.  
      NBFSD 用の個別のネットワークポート構成 (NetBackup for VMware)
  25. 付録 B. VMware raw デバイス (RDM) のバックアップ
    1.  
      VMware raw デバイスマッピング (RDM) について
    2.  
      RDM のバックアップの構成
    3.  
      RDM の代替クライアントバックアップについて
    4.  
      RDM の代替クライアントバックアップのための要件
    5.  
      RDM の代替クライアントバックアップの構成

VMware - 高度な属性

VMware バックアップには、次の追加パラメータを使用できます。ほとんどの場合、最適な設定はデフォルトです。

表: VMware の高度な属性

構成パラメータ

説明

仮想マシンの静止 (Virtual machine quiesce)

デフォルトではこのオプションは有効です。ほとんどの場合、デフォルトを受け入れてください。

仮想マシンの I/O は NetBackup がスナップショットを作成する前に静止します。ファイルのアクティビティを静止しないと、スナップショットのデータの一貫性は保証されません。一貫性がない場合には、そのバックアップデータは、少ないか値が 0 になることがあります。

このオプションが無効の場合、仮想マシンの I/O を静止せずにスナップショットが作成されます。この場合、バックアップデータのデータ整合性の分析を手動で実行する必要があります。

注意: Cohesityは静止を無効にすることはお勧めしません。ほとんどの場合、このオプションは有効にする必要があります。

メモ:

このオプションを使用するには、VMware ツールを仮想マシンにインストールする必要があります。

メモ:

Linux 仮想マシンでこのオプションを使用するには、Linux ゲスト OS でスナップショットの静止を有効にする必要があります。

インスタントリカバリ VM を無視する (Ignore Instant Recovery VMs)

このオプションを有効にすると (デフォルト)、仮想マシンが NetBackup NFS データストアから実行されている場合、NetBackup は VMware のインスタントリカバリでリストアされた仮想マシンをスキップします。

仮想マシンのデータファイルが実働データストアに移行されている場合、仮想マシンをバックアップできます。

NetBackup は、次の基準に従ってインスタントリカバリ仮想マシンを識別します。

  • 仮想マシンに NBU_IR_SNAPSHOT という名前のスナップショットがある。

  • 仮想マシンがデータストアから実行されており、そのデータストアの名前は NBU_IR_ から始まる。

仮想マシンがこれらの基準をすべて満たす場合、このオプションを有効にするとその仮想マシンはバックアップされません。

このオプションを無効にすると、NetBackup は仮想マシンが NetBackup NFS データストアから実行されている場合でもその仮想マシンをバックアップします。

評価できない場合、設定解除としてタグを処理する (Treat tags as unset if unable to evaluate)

タグは VMware vCenter Version 5.1 で導入されました。タグ付けサービスと連動する API は VMware vCenter Version 6.0 までリリースされませんでした。NetBackup for VMware は、VMware vCenter Version 6.0 で導入された仮想マシンオブジェクトに割り当てられたタグをサポートします。

5.1、5.5、6.0 のような混在 vCenter 環境の場合、この構成パラメータを利用し、NetBackup による vCenter Version 5.1/5.5 のタグの処理方法を変更できます。この構成パラメータは、クレデンシャルが仮想マシンサーバーリストに追加された ESXi ホストのすべてのバージョンにも適用されます。

デフォルトでは、このオプションは無効になっています。VMware Intelligent Policy の問い合わせのタグフィールドを使用し、ポリシーにより混在 vCenter 環境全体で仮想マシンが検索されるとき、追加または除外を決定するために問い合わせのタグ部分を評価する必要がある場合、NetBackup は vCenter Server 5.1/5.5 と ESXi ホストから検出された仮想マシンを「失敗」として報告します。

このオプションを有効にすると、NetBackup はタグを[設定解除 (unset)]として扱います。VMware Intelligent Policy の問い合わせのタグフィールドを使用し、ポリシーにより混在 vCenter 環境全体で仮想マシンが検索されるとき、NetBackup は vCenter Server 5.1、5.5、ESXi から検出された仮想マシンにタグが設定されていないかのようにタグ部分を評価することに注意してください。

ディスクレス VM を無視する (Ignore diskless VMs)

このオプションが有効になっている場合:

NetBackup は、VM に vmdk ファイルがない場合、vCenter サイトリカバリマネージャ (SRM) 環境でレプリケートされた (パッシブ) VM をバックアップしません。NetBackup は、その VM をスキップし、vmdk ファイルがある対応するアクティブな VM をバックアップします。

vmdk ファイルがない仮想マシンが、vCenter SRM 環境で生成される場合があることに注意してください。レプリケートされた仮想マシンが一度もアクティブにならない場合はパッシブモードになり、vmdk ファイルを持たない場合があります。

メモ:

このオプションが有効で、NetBackup がアクティブな仮想マシンが実行されている vCenter にアクセスしない場合には、問い合わせビルダーのポリシーがエラーなしで実行されて仮想マシンのバックアップは実行されません。仮想マシンの手動選択を使用するポリシーでは、仮想マシンが見つからないために、バックアップは状態 156 で失敗します。

このオプションが無効になっている場合:

NetBackup は、vmdk ファイルがあるかどうかに関係なく仮想マシンのバックアップを実行します。仮想マシンに vmdk ファイルがない場合、バックアップは状態 156 で失敗します。

ポリシーごとの複数の組織 (Multiple organizations per policy)

デフォルトでは、このオプションは無効になっています。有効にすると、問い合わせ規則は異なる vCloud Director の組織から仮想マシンを選択し、それらを単一のストレージユニットにバックアップできます。

異なる組織の仮想マシンのバックアップを同じドライブに保存しない場合は、このオプションを無効にしたままにします。

1 つの vSphere ログインが失敗した場合、VIP 検出を続行する (Continue VIP discovery if one vSphere login fails)

メモ:

このオプションは VMware インテリジェントポリシー (VIP) にのみ適用されます。

このオプションを Yes に設定した場合: VIP ポリシーの検出ジョブで、NetBackup は vCenter へのログオンに失敗しても無視してその他の vCenter へのログオンを試行して VM を検出しようとします。NetBackup がログオンできる任意の vCenter で、VIP ポリシーの問い合わせに一致する VM のバックアップが作成されます。

このオプションを No に設定した場合 (デフォルト): vCenter へのログオンに失敗した場合は検出ジョブも失敗し、vCenter の VM のバックアップは作成されません。

VMware の NetBackup ジョブの種類について詳しくは、以下を参照してください。

アクティビティモニターを使って仮想マシンバックアップを監視するを参照してください。

ポスト vCenter イベント (Post vCenter events)

NetBackup が vCenter Server にバックアップ関連イベントを送信できるようにします。イベントは、vSphere Client の[ホーム (Home)]、[インベントリ (Inventory)]、[ホストとクラスタ (Hosts and Clusters)]、[タスクとイベント (Tasks & Events)]の順に選択したタブに表示されます。

vSphere Client (HTML5) での NetBackup アクティビティの表示を参照してください。

利用可能なオプションは次のとおりです。

  • [すべてのイベント (All events)]: NetBackup はバックアップが成功または失敗するたびにイベントを vCenter Server に送信します。この設定はデフォルトです。

  • [イベントなし (No events)]: [ポスト vCenter イベント (Post vCenter events)]オプションを無効にします。NetBackup は vCenter Server にイベントを送信しません。

  • [エラーイベント (Error events)]: NetBackup はバックアップの失敗のみについて vCenter Server にイベントを送信します。

[ポスト vCenter イベント (Post vCenter events)]の詳細は次にあります。

[ポスト vCenter イベント (Post vCenter events)]オプション (VMware の高度な属性)を参照してください。

VMware サーバーリスト (VMware server list)

このポリシーで NetBackup が通信する仮想マシンサーバーのコロン区切り形式のリストを指定します。NetBackup はこのリストにあるサーバーとのみ通信するため、大規模な仮想環境ではこのリストを使用してバックアップのパフォーマンスを改善できます。たとえば、このポリシーでバックアップする仮想マシンを含まない vCenter Server または vCloud サーバーをリストから除外します。また、異なるサーバーで仮想マシンが重複している場合、このリストに含まれないサーバーにある重複する仮想マシンはバックアップされません。

重要: IPv6 アドレスは[VMware サーバーリスト (VMware server list)]フィールドでサポートされていません。完全修飾ドメイン名またはホスト名を使用します。

メモ:

各ホスト名は、NetBackup クレデンシャルで設定された名前と正確に一致する必要があります。

メモ:

名前をカンマ (,) ではなくコロン (:) で区切ってください。

このオプションは、仮想マシンの自動選択における問い合わせビルダーに指定可能なすべての値のリスト、手動選択における仮想マシンの参照のいずれにも影響しません。

リストが空白 (デフォルト) の場合、NetBackup は仮想環境にあるすべてのサーバーと通信します。

VMDK 圧縮 (VMDK compression)

vmdk 圧縮方法を指定するために使用します。このオプションが none (デフォルト) に設定されている場合、バックアップジョブの実行中に圧縮は使用されません。

NetBackup は、VMDK を開くときに、優先される vmdk 圧縮方法を使用します。推奨される方法で NetBackup が vmdk を読み取れない場合、バックアップジョブは自動的に圧縮方法を none に設定します。

スナップショットパラメータ (Snapshot parameters)

スナップショットの再試行数 (Snapshot retry count)

スナップショットを再試行する回数を設定します。デフォルトは 10 です。範囲は 0 から 100 です。

このオプションと、スナップショットのタイムアウト、およびスナップショット作成間隔のオプションを使うと、スナップショットを柔軟に作成できます。ほとんどの環境では、通常、デフォルト値が最適です。特別な環境では、これらの設定を調整すると有用な場合があります。考慮事項の例としては、仮想マシンのサイズ、VMware サーバーの処理負荷などがあります。

スナップショットのタイムアウト (分) (Snapshot timeout (minutes))

スナップショットの完了のためのタイムアウト期間を分単位で設定します。デフォルトは 0 (ゼロ) です。

スナップショットが完了しない場合、タイムアウトを強制するためにこのオプションで特定の期間を設定します。スナップショット作成間隔を使用して後ほどスナップショットを再試行することを検討してください。

スナップショット作成間隔 (秒) (Snapshot creation interval (seconds))

スナップショットが再試行されるまでの待機時間を秒単位で指定します。デフォルトは 10 秒です。範囲は 0 から 3600 です。

静止されたスナップショットが失敗する場合、静止せずにスナップショットを実行してください (Perform snapshot without quiescing if quiesced snapshots fail)

デフォルトでは、このオプションは無効になっています。このオプションが有効になっており、静止したスナップショットを作成できない場合、仮想マシンの I/O を静止せずにスナップショットが作成されます。作成されたスナップショットは、クラッシュ整合性があると呼ばれます。この場合、バックアップデータのデータ整合性の分析を手動で実行する必要があります。関連付けられたスナップショットジョブは状態 0 (成功) で完了します。状態 1 (部分的に成功) を返すようにこのジョブを構成できます。メディアサーバーおよびバックアップホストマシンの bp.conf にある、VM_SNAPSHOT_QUIESCE_STATUS 構成設定にポリシー名を追加します。

詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。

警告:

ほとんどの場合、Cohesity はこのオプションを有効にすることを推奨しません。NetBackup はスナップショットが行われるときにすべての必須データがディスクにフラッシュされていることを保証できません。その結果、スナップショットで取得されるデータは完全ではないことがあります。

このオプションが無効の場合、静止したスナップショットを作成できない場合はバックアップが失敗します。