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クラウド環境の Veritas InfoScale™ 8.0.2 Solutions
Last Published:
2023-07-18
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (8.0.2)
Platform: Linux,Windows
- 概要と準備
- アマゾンウェブサービス用の構成 - Linux
- アマゾンウェブサービス用の構成 - Windows
- Microsoft Azure 用の構成 - Linux
- Microsoft Azure 用の構成 - Windows
- Google Cloud Platform 用の構成 - Linux
- Google Cloud Platform 用の構成 - Windows
- クラウド環境でのレプリケーション
- Cloud Connector を使用したクラウドへのファイルの移行
- AWS および Azure 用の Load Balancer の設定 - Linux
- クラウド配備の問題のトラブルシューティング
複数の GCP ゾーン間と複数の領域 (キャンパスクラスタ) 間でのレプリケーション - Linux
このシナリオでは、複数のゾーン間と領域間でデータをレプリケートします。
2 つの VPC には、2 つの異なる領域内にある、有効な CIDR ブロック (それぞれ 10.30.0.0/16 と 10.60.0.0/16 など) があります。
プライマリインスタンスは領域 1 のゾーン 1 に属し、セカンダリインスタンスは領域 2 のゾーン 2 に属します。
各ゾーンに InfoScale インスタンスを配備します。
プライマリインスタンスは、両端の VPN インスタンスを使用してセカンダリインスタンスと通信します。
VPC ピアリングを使用して、VPC ネットワークのインスタンス間の通信を保護します。
2 つの VPN インスタンスを接続するための Elastic IP アドレス (EIP)
プライベート IP アドレスが、スタンドアロン環境内のレプリケーションに使用されます。または
オーバーレイ IP アドレスが、クラスタ環境内のレプリケーションに使用されます。
複数のゾーン間と複数の領域 (キャンパスクラスタ) 間でのレプリケーションの設定
領域間でレプリケーションを設定するには、次の手順を実行します。
領域間でレプリケーションを設定するには
- 有効な CIDR ブロック (それぞれ 10.30.0.0/16 と 10.60.0.0/16 など) を持たせた 2 つの VPC を作成します。
- プライマリサイトの VM インスタンスを領域のそれぞれのゾーン内に作成します。
- 有効な仮想プライベート IP アドレスを、プライマリサイトのレプリケーション IP アドレスとして選択します。仮想プライベート IP アドレスは、そのサブネット内の未使用の IP アドレスです。プライマリサイトクラスタのマスターノードに、仮想プライベート IP アドレスを設定します。
- セカンダリサイトの VM インスタンスを 2 番目の領域のそれぞれのゾーン内に作成します。
- 有効な仮想プライベート IP アドレスを、セカンダリサイトのレプリケーション IP アドレスとして選択します。仮想プライベート IP アドレスは、そのサブネット内の未使用の IP アドレスです。セカンダリサイトクラスタのマスターノードに、オーバーレイ IP アドレスを設定します。
- VPC ピアリングを設定したら、プライマリサイトとセカンダリサイトのマスターノードが、仮想プライベート IP アドレスを使用して互いにアクセスできるかどうかを確認します。
- プライマリサイトとセカンダリサイトの間のレプリケーションを設定します。
手順について詳しくは、『Veritas InfoScale レプリケーション管理者ガイド - Linux』で「レプリケーションの設定」の章を参照してください。
- レプリケーションの状態を確認します。
# vradmin -g dg_name repstatus rvg_name
RLINK が CONNECT 状態にあり、レプリケーション状態に次が示されることを確認します。
Replication status: replicating (connected)