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Veritas InfoScale™ 8.0 ディザスタリカバリ実装ガイド - Linux
Last Published:
2022-01-26
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (8.0)
Platform: Linux
- 第 I 部 ディザスタリカバリのための Storage Foundation and High Availability Solutions の概要
- 第 II 部 キャンパスクラスタの実装
- 第 III 部 RDC (Replicated Data Cluster) の実装
- 第 IV 部 グローバルクラスタの実装
- VCS と SFHA 用のグローバルクラスタの設定
- グローバルクラスタの Storage Foundation Cluster File System High Availability、Storage Foundation for Oracle RAC、または Storage Foundation for Sybase CE での設定
- グローバルクラスタの VVR と Storage Foundation Cluster File System High Availability、Storage Foundation for Oracle RAC、または Storage Foundation for Sybase CE での設定
- 第 V 部 参照先
各クラスタの RLINK に対する IP アドレスの設定
vradmin コマンドでオブジェクトを作成するには、プライマリサイトとセカンダリサイトのホスト名としてネットワーク RLINK 接続を設定する解決可能な仮想 IP アドレスが必要です。
各クラスタの RLINK に対して IP アドレスを設定するには
- 次のコマンドを使って、ノードが CVM マスターとスレーブのどちらであるかを判断します。
# vxdctl -c mode
各ノードの RLINK を設定する必要があります。
- 各クラスタで実行されている各 RVG(Replicated Volume Group)について、クラスタのいずれかのノードで仮想 IP アドレスを設定します。これらの IP アドレスは、RLINK の一部です。
この例は、プライマリサイト上のクラスタの場合です。
パブリックネットワークインターフェースは public_NIC1:2
仮想 IP アドレスは 10.10.9.101
ネットマスクは 255.255.255.0
# ifconfig eth0:1 inet 10.10.9.101 netmask 255.255.255.0 up
- セカンダリサイトのインターフェース、IP アドレス、ネットマスクに適切な値を指定して、同じコマンドを使います。
この例は、セカンダリサイトの場合です。
パブリックネットワークインターフェースは public_NIC1:1
仮想 IP アドレスは 10.11.9.102
ネットマスクは 255.255.255.0
- ホスト名に対応する仮想 IP アドレスをプライマリサイトの仮想クラスタに、ホスト名をセカンダリサイトの仮想クラスタに定義します。
プライマリとセカンダリサイトの両方にあるすべてのノード上の /etc/hosts ファイルを更新します。
例では、次の設定の場合を仮定しています。
clus1 の IP アドレスは 10.10.9.101
clus2 の IP アドレスは 10.11.9.102
- ping コマンドを使って、リンクが機能することを確認します。