Veritas NetBackup アップグレードガイド
- 概要
- アップグレード計画
- マスターサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. リファレンス
クライアントのアップグレードについて
クライアントコンピュータのマスターサーバーとメディアサーバーをアップグレードすると、クライアントコンピュータをアップグレードできます。関連付けられたマスターサーバーとメディアサーバーをアップグレードする前に、クライアントコンピュータをアップグレードしないでください。
Veritas は、クライアントコンピュータのアップグレードには、わずかながら問題があると考えています。クライアントコンピュータには最小の NetBackup バイナリしか存在せず、NetBackup データベースは存在しませんが、お客様によっては、クライアントコンピュータでミッションクリティカルなデータベースまたはビジネス固有の一意のアプリケーションをホストできると考える場合もあります。そのため、クライアントコンピュータを確認し、重要なデータベースやアプリケーションへのアクセスが中断されないように、リソースを追加する必要があるかどうかを判断してください。
Veritas は、次の 3 つのクライアントアップグレード方法をサポートしています。
NetBackup アップグレードスクリプト。NetBackup アップグレードスクリプトによる方法は標準的なアップグレード方法で、新規ユーザーにお勧めです。詳細情報を参照できます。
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行するを参照してください。
NetBackup アップグレードスクリプトによる UNIX および Linux クライアントのアップグレードを参照してください。
UNIX および Linux のネイティブインストーラ。UNIX および Linux のネイティブインストーラによる方法は難易度が高い場合があり、追加の手順も必要です。詳細情報を参照できます。
VxUpdate。VxUpdate は LiveUpdate に代わるもので、クライアントコンピュータのクライアントアップグレードをスケジュール設定できます。詳細情報を参照できます。
VxUpdate についてを参照してください。