Veritas NetBackup™ OpsCenter レポートガイド
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- [状態および成功率 (Status & Success Rate)]>[状態 (Status)]>[1 週間の概要 (Week At A Glance)]レポート
- [状態および成功率 (Status & Success Rate)]>[状態 (Status)]>[ジョブの試行状態の詳細 (Job Attempt Status Detail)]レポート
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[状態 (Status)] > [連続失敗 (Consecutive Failures)]
このレポートは最初、すべて、最後のジョブという概念による高度な成功または失敗の計算ロジックを使用した 3 つのうちの 2 番目です。主な使用例は、最後のジョブの成功と失敗に基づく 2 回以上連続する失敗の計算です。それは最後の失敗したジョブを選び、次に最後のジョブの失敗が実際に連続していることを判断するために複雑な論理を適用します。 このレポートは[クライアントのリスク分析 (Client Risk Analysis)]レポートを通して最もよく検証できます。 このレポートでは、24 時間の時間帯内に 3 回の連続したエラーが選択された場合、クライアントまたはポリシーの組み合わせでも 72 時間以上正常なバックアップが行われなかったとしてリスクレポートに表示されます。
連続して失敗したジョブは[連続失敗 (Consecutive Failures)]レポートに表示されます。 連続して失敗する期間は構成可能です。
図: 連続失敗レポート (Consecutive Failures Report) に、[連続失敗 (Consecutive Failures)]レポートのビューの例を示します。
レポートには次の列が表示されます。
ノード名 | [ノード名 (Node Name)]列の値は選択する[レポート対象 (Report On)]パラメータで決まります。 [レポート対象 (Report On)]パラメータのデフォルト値は[マスターサーバー (Master Server)]です。 したがって、[ノード名 (Node Name)]列の値はデフォルトではマスターサーバー名を示します。 レポートを編集している間に[フィルタ (Filters)]セクションからビューを選択すると、[レポート対象 (Report On)]パラメータのドロップダウンリストもビューレベルを示します。 [レポート対象 (Report On)]ドロップダウンリストから選択するレベルに基づいて、[ノード名 (Node Name)]列の値が変更されます。 たとえば、2 つのレベルを含む [場所 (Location)] (ビュー名) - US -- Client1 -- Client2 -- Client3 - India -- Client4 -- Client5 -- Client6 可能な選択は次のとおりです。
|
クライアント名 | クライアントの名前 |
ポリシー名 | クライアントとノード名に関連付けられているポリシー |
スケジュール名 | クライアントに関連付けられているスケジュール |
ジョブ ID (Job ID) | ポリシーとスケジュールに関連付けられている連続して失敗したジョブ ID |
開始日時 (Start Time) | ジョブが開始した日時 |
終了日時 (End Time) | ジョブが終了した日時 |
状態コード | ジョブ ID の状態コード。[ジョブ (Job)] > [状態コード (Status Code)]フィルタを使って特定の状態コードを選択することによって、レポートをフィルタ処理して特定の状態コードのみの詳細を参照することもできます。 状態コードが 0 (正常) のジョブもレポートに表示される場合があることに注意してください。 これは通常、複数ストリームジョブの場合に起こります。 状態コードが 0 のジョブ ID が表示されるのは、複数ストリームジョブのサブジョブのどれかが失敗した場合に、それが完全なエラーとして考慮されるためです。 通常、複数ストリームジョブの[開始日時 (Start Time)]は非常に近いです。 |
[Consecutive Failures ]レポートに関連する詳細を次に示します。
レポート名 | 連続失敗 (Consecutive Failures) |
レポートのカテゴリ | 状態および成功率 (Status and Success Rate) |
場所 | [レポート (Report)]>[レポートテンプレート (Report Templates)]>[バックアップ (Backup)]>[状態および成功率 (Status and Success Rate)]>[状態 (Status)]>[連続失敗 (Consecutive Failures )]レポート |
レポートの目的 | ジョブが連続して失敗したクライアントを示す表を提供します。 |
サポート対象の製品 | NetBackup、NetBackup Master Appliance |
該当するビュー | マスターサーバー、クライアント |
レポートの表示 | 表形式 |
ドリルダウンレポート | なし |
スケジュール可能 | はい |
サポート対象の形式 | PDF、CSV、HTML、XML、TSV |
VBR レポートとのマッピング | [すべてのレポート (All Reports)]>[標準レポート (Standard Report)]>[バックアップ (Backup)]>[状態 (Status)]>[Consecutive Failures] |
[Consecutive Failures ]レポートを編集して、目的の列を表示したり非表示にすることができます。デフォルトではすべての列が表示されます。また、レポートをフィルタ処理して特定のマスターサーバーのレポートを表示することもできます。次の表に、[Consecutive Failures ]レポートのフィルタと、これらのフィルタを使ってレポートに特定のデータを表示する方法を示します。
フィルタ | 列 | 説明 |
---|---|---|
表示 | レポートで、選択されたビューのデータを表示するビューを選択します。デフォルトでは、[すべてのマイビュー (All My Views)]が選択されます。 | |
マスターサーバー | マスターサーバー | レポートで、選択されたマスターサーバーのデータを表示するために 1 つ以上のマスターサーバーを選択します。OpsCenter コンソールに追加されるすべてのマスターサーバーが、[値 (Value)]ドロップダウンリストに示されます。 |
ポリシー | ポリシー名 | 選択されたポリシーのデータを表示する 1 つ以上のポリシー名を選択します。 |
ジョブ | ジョブ形式 | 選択されたジョブ形式のデータを表示するために、アーカイブ、バックアップ、リストアなど 1 つ以上のジョブ形式を選択します。 |
状態コード | 1 つ以上の状態コードを選択すると、選択した状態コードのデータが表示されます。 | |
成功率 | 集約レベル | ジョブの成功率についての基準定義のために各種パラメータを選択します。 [すべてのジョブ成功率 (All Jobs Success Rate)]、[最初のジョブ成功率 (First job Success Rate)]、[最後のジョブ成功率 (Last Job Success Rate)]を選択します。 [集約レベル (Aggregation Level)]を選択すると、指定した期間のジョブの種類が考慮されます。 たとえば、[最初のジョブ成功率 (First Job Success Rate)]を選択すると、レポートにはマスターサーバー、クライアント、ポリシー、スケジュールの組み合わせごとに最初のジョブのみが表示されます。 |
メトリック形式 | [メトリック形式 (Metric Type)]を選択すると、ジョブに基づいて成功率が計算されます。 | |
完全の日数 | [完全の日数 (Full Days)]を選択すると、完全バックアップの日のリストが考慮されます。 | |
完全の時間帯パラメータ | [完全の時間帯パラメータ (Full Window Parameter)]を選択すると、完全バックアップ処理時間帯の開始時刻を指定できます。 | |
部分的に成功したジョブを成功したと見なす (Count Partial Successful job as Successful) | [部分的に成功したジョブを成功したと見なす (Count Partial Successful job as Successful)]を選択すると、部分的に成功したジョブが成功と見なされます。 | |
完全の期間 (時間) | [完全の期間 (時間) (Full for Duration of (In Hours))]を選択すると、増分バックアップ処理時間帯の終了時刻が計算されます。バックアップ処理時間帯の終了時刻は、バックアップ処理時間帯の開始時刻からの期間と同じです。 | |
連続失敗 (Consecutive Failures) | レポートに含める連続したエラーの数を選択します。 | |
増分の時間帯パラメータ | [増分の時間帯パラメータ (Increment Window Parameter)]を選択すると、増分バックアップ処理時間帯の開始時刻を指定できます。 | |
スケジュール/レベルの形式 | ジョブのスケジュールを、[フル (Full)]、[増分 (Increment)]、[すべて (All)]から選択します。 | |
増分の期間 (時間) | [増分の期間 (時間) (Increment for Duration of (In Hours))]を選択すると、増分バックアップ処理時間帯の終了時刻が計算されます。バックアップ処理時間帯の終了時刻は、バックアップ処理時間帯の開始時刻からの期間と同じです。 | |
増分の日数 | [増分の日数 (Increment Days)]を選択すると、増分バックアップの日のリストが考慮されます。 |
フィルタの使用例: 特定のポリシー名に対してレポートを実行して、この特定のポリシーのみの詳細を表示できます。