Veritas NetBackup™ OpsCenter レポートガイド
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[ジョブアクティビティ (Job Activity)] > [ジョブ数 (Job Count)]
このレポートは製品、ドメイン、クライアント、ポリシー、ビジネスレベルビューにまたがるバックアップジョブ数の概略を提供します。 このレポートには 3 つの表示オプションがあります。 [履歴 (Historical)]レポートビューは過去 2 週間の毎日にバックアップが行われたときの時間の合計を示します。
図: [ジョブ数 (Job Count)]レポート ([履歴 (Historical)]) に、[ジョブ数ごとのリストアジョブ試行の概略 ( Job Count)]レポートの表示例を示します。
[ランキング (Ranking)]ビューは過去 2 週間の各メディアサーバーによって実行されたジョブの合計数のランク付けによる上位 10 件の環境を示します。
図: [ジョブ数 (Job Count)]レポート ([ランキング (Ranking)]) に、[ジョブ数ごとのリストアジョブ試行の概略 ( Job Count)]レポートの表示例を示します。
[分布 (Distribution)]ビューは各メディアサーバーによって実行されたジョブ数の詳細と、負荷分散の任意の形式が有用かどうかを示します。
図: [ジョブ数 (Job Count)]レポート ([分布 (Distribution)]) に、[ジョブ数ごとのリストアジョブ試行の概略 ( Job Count)]レポートの表示例を示します。
履歴、ランキング、分布の各レポート形式は、表形式で表示できます。
図: [ジョブ数 (Job Count)]レポート ([表形式 (Tabular)]) に、[ジョブ数ごとのリストアジョブ試行の概略 ( Job Count)]レポートの表示例を示します。
[Job Count]レポートに関連する詳細を次に示します。
レポート名 | ジョブ数 (Job Count) |
レポートカテゴリ | バックアップ |
場所 | [すべてのレポート (All Reports)]>[レポートテンプレート (Report Templates)]>[バックアップ (Backup)]>[ジョブアクティビティ (Job Activity)]>[Job Count]レポート |
レポートの目的 | 過去 2 週間の 1 日あたりにバックアップ済みの一意のクライアントの合計数をマスターサーバーごとに示すカスタマイズ可能なレポート。 |
サポート対象の製品 | NetBackup、NetBackup マスターアプライアンス、Backup Exec、NetBackup PureDisk |
該当するビュー | マスターサーバー、クライアント |
レポートの表示 | 履歴、ランキング、分布 |
ドリルダウンレポート | はい 選択したパラメータ値のドリルダウンレポートを表示できます。 これらのレポートは NetBackup と NetBackup アプライアンスに利用可能です。 例: ランキング形式のレポートでは、レベル 1 の[クライアント名 (Client Name)]、レベル 2 の[ジョブの形式 (Job Type)]、レベル 3 の[スケジュール/レベルの形式 (Schedule/Level Type)]、レベル 4 の[ポリシー名 (Policy Name)]という、4 つのレベルのドリルダウンレポートを表示できます。 |
スケジュール可能 | はい |
サポート対象の形式 | PDF、CSV、TSV、XML、HTML |
VBR レポートとのマッピング | [すべてのレポート (All Reports)]>[標準レポート (Standard Reports)]>[バックアップ (Backup)]>[アクティビティ計画 (Activity Planning)]>[Job Count] |
[Job Count]レポートを編集して、目的の列を表示したり非表示にすることができます。デフォルトではすべての列が表示されます。また、レポートをフィルタ処理して特定のマスターサーバーのレポートを表示することもできます。次の表に、[Job Count ]レポートのフィルタと、これらのフィルタを使ってレポートに特定のデータを表示する方法を示します。
フィルタ | 列 | 説明 |
---|---|---|
表示 | レポートで、選択されたビューのデータを表示するビューを選択します。デフォルトでは、[すべてのマイビュー (All My Views)]が選択されます。 | |
マスターサーバー | マスターサーバー | レポートで、選択されたマスターサーバーのデータを表示するために 1 つ以上のマスターサーバーを選択します。OpsCenter コンソールに追加されるすべてのマスターサーバーが、[値 (Value)]ドロップダウンリストに示されます。 |
メディアサーバー | メディアサーバー | 選択したメディアサーバーのデータをレポートで表示するために 1 つ以上のメディアサーバーを選択します。 OpsCenter コンソールに追加されるすべてのメディアサーバーが、[値 (Value)]ドロップダウンリストに示されます。 |
クライアント | クライアント名 クライアント OS | レポートで、選択されたクライアントのデータを表示する 1 つ以上のクライアントを選択します。OpsCenter コンソールでマスターサーバーによって保護されるすべてのクライアントが表示されます。 レポートで、選択されたクライアント OS のデータを表示するために 1 つ以上のクライアント OS を選択します。 |
ポリシー | ポリシー名 ポリシー形式 ポリシーのキーワード ポリシーデータの分類名 | 選択されたポリシーのデータを表示する 1 つ以上のポリシー名を選択します。 選択されたポリシー形式のデータを表示するために 1 つ以上のポリシー形式を選択します。 選択されたキーワードが含まれるポリシーのデータを表示するために、1 つ以上のポリシーキーワードを選択します。 ゴールド (Gold)、シルバー (Silver)、ブロンズ (Bronze) などの 1 つ以上のポリシーデータ分類名を選択して、選択したデータ分類名を持つポリシーのデータを表示します。 |
スケジュール/レベルの形式 スケジュール名 | 構成されたスケジュールのデータを表示するために、スケジュールまたはレベルの形式を 1 つ以上選択します。 選択されたスケジュール名のデータを表示する 1 つ以上のスケジュール名を選択します。 | |
ジョブ | ジョブの形式 製品の種類 ジョブのトランスポート形式 ジョブ状態 | 選択されたジョブ形式のデータを表示するために、アーカイブ、バックアップ、リストアなど 1 つ以上のジョブ形式を選択します。 選択された製品のデータを表示するために 1 つ以上のバックアップ製品を選択します。 選択されたトランスポート形式のジョブのデータを表示するために、FT、LAN、不明など 1 つ以上のトランスポート形式を選択します。 選択されたジョブ状態のデータを表示するために、失敗、成功など 1 つ以上のジョブの状態を選択します。 |
試行 | 試行の状態 | [試行の状態 (Attempt Status)]フィルタに指定できる値は、[試行 (Attempt)] または[ジョブ (Job)] の 2 つです。 [ジョブ数 (Job Count)]の計算時に[試行 (Attempt)]が選択されると、すべての試行がレポートで考慮されます。 |
フィルタの使用例: [ジョブ数 (Job Count)]レポートですべてのジョブの試行数を表示するには、[試行の状態 (Attempt Status)]で[試行 (Attempt)]を選択します。
[ジョブ数 (Job Count)]レポートに次のレポート拡張が行われました。
相対時間枠の選択のために、[年間 (Years)]単位が追加されました。
過去 X 年のデータを表示できるようになりました。
[次へ (Next)]オプションは[相対時間枠 (Relative Timeframe)]のドロップダウンメニューから削除されました。[次の 2 週間 (Next two weeks)]のような相対時間枠を入力することはできなくなりました。これは、レポートが将来のデータをサポートしないためです。
[ジョブ数 (Job Count)]レポートのフィルタに対して次の拡張が行われました。
[不明 (UNKNOWN)]がポリシーフィルタの[ポリシー形式 (Policy Type)]列の値として追加されました。不明なポリシー形式のレポートデータをフィルタ処理できるようになりました。OpsCenter の以前のバージョンでは、不明なポリシー形式は空白として示されました。 ジョブの形式、スケジュールの形式、ポリシーの形式など、すべての静的な列が、VBR の場合と同様に不明 (UNKNOWN) として表示されるようになりました。
[ジョブのトランスポート形式 (Job Transport Type)]列が[ジョブ (Job)]フィルタに追加されました。たとえば、ジョブトランスポートの形式が[FT]または[LAN]のジョブに関するレポートデータを表示できます。