NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
nbpem — NetBackup Policy Execution Manager による、ポリシーの作業リストに基づいたジョブのスケジュールおよび発行
概要
nbpem [-console] [-terminate]
On UNIX systems, the directory path to this command is /usr/openv/netbackup/bin/
On Windows systems, the directory path to this command is install_path\NetBackup\bin\
説明
NetBackup Policy Execution Manager (nbpem) は、NetBackup の起動時に起動されるサービスで、NetBackup が停止するまで実行状態で存在します。
nbpem コマンドは、以下を実行します。
定義済みのポリシーと以前のバックアップイメージに基づき、どのジョブが必要であるか判断します。
ポリシーまたはクライアントタスクを作成し、ジョブの実行予定時間を決定します。
ポリシーが変更されていたり、イメージの期限が切れていた場合は、通知され、適切なポリシーまたはクライアントタスクが更新されます。
ジョブの遅延の程度に応じて、ポリシーの優先度を決定します。
ポリシーのスケジュールが実行予定の時間帯内であるかどうかを確認します。
ポリシーがキューに投入されている場合、遅れている場合、またはスケジュールされた時間帯のパラメータ外である場合、そのポリシーを取り消します。
ポリシーのすべての変更を処理し、実行する予定のポリシーを更新します。
バックアップの途中で特定のジョブが停止した場合、再試行します。
オプション
- -console
このオプションを指定すると、コンソールモードで NetBackup を起動できます。
- -terminate
このオプションを指定すると、NetBackup Policy Execution Manager を停止できます。