NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
nbdb_backup — ディレクトリへのデータベースのバックアップ作成に使用するプログラムの実行
概要
nbdb_backup [-dbn database_name] [-online] destination_directory
On UNIX systems, the directory path to this command is /usr/openv/db/bin/
On Windows systems, the directory path to this command is install_path\NetBackup\bin\
説明
nbdb_backup コマンドを実行すると、NetBackup データベースのオンラインバックアップまたはオフラインバックアップのいずれかを、ファイルシステムディレクトリに作成できます。このコマンドは、保守作業の実行およびデータベースのコピーの作成に使用します。
オプション
- -dbn database_name
database_name がバックアップのために識別するデータベースを設定します。指定できるデータベースは NBDB、NBAZDB、BMRDB です。すべてのデータベースがサーバーにインストールされている場合、デフォルトでは、すべてのデータベースがバックアップ対象となります。-dbn オプションでデータベースを指定しない場合、ファイル名
pgdatabase.sql
を使用してバックアップが作成されます。-dbn database_name オプションを使用すると、
database_name.sql
というファイル名でバックアップが作成されます。たとえば、nbdb.sql
です。- -online
NetBackup データベースのオンラインバックアップが有効になります。オンラインバックアップとは、データベースがバックアップ中に起動および実行されることを意味します。
- destination_directory
バックアップを格納するディレクトリを指定します。
-dbn database_name オプションを使用すると、
database_name.sql
というファイル名でバックアップが作成されます。たとえば、nbdb.sql
です。destination_directory
は空にする必要があります。空にしない場合、バックアップは失敗します。
関連項目
nbdb_move(1m)を参照してください。
nbdb_ping(1m)を参照してください。
nbdb_restore(1m)を参照してください。
nbdb_unload(1m)を参照してください。