NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
mklogdir — 推奨権限を使用してログディレクトリを作成します。
概要
mklogdir [-create] [-fixFolderPerm] [-dryrun] [-list] [logdirname(s)]log directory name] [-user username]
On UNIX systems, the directory path to this command is /usr/openv/netbackup/logs/
On Windows systems, the directory path to this command is install_path\NetBackup\logs\
説明
mklogdir は、推奨権限を使用してユーザーにすべての NetBackup ログディレクトリを作成します。
オプション
- -create
NetBackup社が指定する推奨権限を使用して、すべての Veritas ログディレクトリを作成します。create は、他のオプションが指定されていない場合のデフォルトオプションです。
- -list
すべての NetBackup ログディレクトリのリストおよび権限セットの詳細を表示します。
- -fixFolderPerm
推奨権限が設定されていない場合に、既存の NetBackup ログディレクトリおよびその中にあるファイルに推奨権限を設定します。
- -dryrun
変更する前にユーザーが変更内容を確認できるようにします。このオプションを指定すると、システムへの変更は行われません。
- -help
このオプションを指定すると、mklogdir コマンドで利用可能なオプションが表示されます。
- logdirname
アクションを実行する必要がある 1 つ以上のログディレクトリのリストをスペースで区切って指定します。ログディレクトリを指定しない場合、アクションはすべてのログディレクトリに実行されます。
- -user username
必須のプロセスのログディレクトリにユーザーフォルダを作成します。このオプションは、root 以外のユーザーまたは管理者グループに属していないユーザーのみに使用します。
ユーザーがローカルユーザーまたはシステムユーザーの場合は、username のみを使用する必要があります。ユーザーがドメインに属している場合は、ユーザー名を "domain_short_name\username" という形式で指定します。ユーザー名は二重引用符 (") で囲む必要があることに注意してください。
例
例 1 - 推奨権限を使用してユーザーにすべての NetBackup ログディレクトリを作成します。
# mklogdir -create
例 2 - 推奨権限を使用して admin
と bpdbm
のログディレクトリを作成します。
# mklogdir admin bpdbm
例 3 - 既存のすべてのログディレクトリ、サブディレクトリ、およびファイルを調べて、推奨権限が設定されていないディレクトリおよびファイルに権限を設定します。
# mklogdir -fixFolderPerm
例 4 - 既存のすべてのログディレクトリ、サブディレクトリ、およびそれらの中にあるファイルを調べて、推奨権限を取得するために必要な変更を表示します。
# mklogdir -fixFolderPerm -dryrun
関連項目
bpgetdebuglog(1m)を参照してください。