Enterprise Vault™ 導入/計画

ストレージサービスの役割は次のとおりです。

• アーカイブするアイテムをアーカイブタスクから受け入れます。可能であれば、各アイテムをテキストまたは HTML 形式で生成します。これは、インデックスサービスがそのアイテムのインデックスデータをコンパイルするときに使用されます。アイテム (とテキストまたは HTML 形式のアイテム) を圧縮して適切なアーカイブに格納します。

  Enterprise Vault のデフォルトのコンテンツコンバータでテキストまたは HTML に変換できない種類のファイルもあります。Enterprise Vault は Windows IFilter をサポートするので、使用環境でデフォルトのコンテンツコンバータが変換できない種類のファイルに適した IFilter を取得できます。 また、デフォルトの設定では、非常に大きいファイル (50 MB 超) は変換されません。

  アーカイブされる各アイテムの情報は、ボルトストアデータベースに格納されます。

• 取り込みタスクからのアイテム復元要求に応答します。

• ストレージサービスはオープンパーティションを監視し、パーティションのロールオーバー基準を満たしているオープンパーティションを特定します。

• アーカイブ済みアイテムの表示要求に応答します。アイテムのプレビューが可能であれば、アイテムの HTML プレビューも表示します。

• アーカイブ済みアイテムを削除します。削除は、ユーザーが手動で行うか、またはアイテムの保持期間が終了したときに自動で行うことができます。 アーカイブタスクはショートカットを削除します。