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Storage Foundation 7.3.1 設定およびアップグレードガイド- Solaris
Last Published:
2018-01-17
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- 第 I 部 Storage Foundation の概要および設定
- 第 II 部 Storage Foundation のアップグレード
- Storage Foundation のアップグレード計画
- Storage Foundation のアップグレード
- 応答ファイルを使用した SF 自動アップグレードの実行
- ブート環境のアップグレードを使用した SF のアップグレード
- アップグレード後のタスクの実行
- 第 III 部 設定後のタスク
- 第 IV 部 設定およびアップグレードの参照
EMC PowerPath ディスクの DMP の有効化
この項の内容は、EMC PowerPath ディスクを使っているシステムをアップグレードする場合のみ該当します。
VxVM 4.1 より前のリリースでは、DMP サブパスと DMP サブパスのコントローラの組み合わせが通常は無効化されています。これは、DMP と EMC PowerPath のマルチパスドライバ間の干渉を防ぐためです。この無効化により、これらのサブパスとそのコントローラが DMP で表示されないようになるため、これらのサブパスとコントローラ上にあるディスクは、VxVM で表示できなくなります。
VxVM 4.1 と以降のリリースでは、EMCpower ディスクを検出して、自動検出ディスクとして設定することができます。自動検出ディスクは、別のマルチパスドライバの制御下にあるものとして、DMP によって認識されます。この機能の利点は、クラスタ共有ディスクグループで EMC PowerPath ディスクを再設定できることです。VxVM 7.3.1 にアップグレードする前に、サブパスとコントローラの無効化を解除して、DMP が EMC PowerPath メタデバイスと c#t#d# ディスクデバイス間の関連性を特定できるようにします。
次のシナリオでは、DMP サブパスとコントローラを無効化する必要がある場合があります。
外部ディスクの変換
定義済みディスクの変換
powervxvm ディスクの変換
EMCpower ディスクは自動的に検出されるため、powervxvm スクリプトを無効にして起動スクリプトから削除してください。powervxvm スクリプトを削除するには、次のコマンドを使います。
# powervxvm remove