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Storage Foundation 7.3.1 設定およびアップグレードガイド- Solaris
Last Published:
2018-01-17
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- 第 I 部 Storage Foundation の概要および設定
- 第 II 部 Storage Foundation のアップグレード
- Storage Foundation のアップグレード計画
- Storage Foundation のアップグレード
- 応答ファイルを使用した SF 自動アップグレードの実行
- ブート環境のアップグレードを使用した SF のアップグレード
- アップグレード後のタスクの実行
- 第 III 部 設定後のタスク
- 第 IV 部 設定およびアップグレードの参照
QuickLog からマルチボリュームサポートへの変換
バージョン 6 以降のディスクレイアウトは QuickLog をサポートしません。 QuickLog で提供されるほとんどの機能は、Veritas マルチボリュームサポート(MVS)の機能で置換されます。
次の手順では、QuickLog から MVS に変換する方法について説明します。 最大 31 の VxFS ファイルシステムが 1 台のデバイスにログインできる QuickLog とは異なり、MVS では 1 台のデバイスにログインできるファイルシステムは 1 つだけです。 このため、バージョン 6 以降のディスクレイアウトを使用している場合、QuickLog デバイスにログインするファイルシステムごとに、次の手順を実行する必要があります。
QuickLog のデバイスは、ファイルシステムと関連付けされている必要はありませんでした。 MVS では、ログボリュームとファイルシステムボリュームは同じディスクグループにあることが必要です。
Quicklog を MVS に変換するには
- MVS に変換してマウント解除するには、QuickLog を有効にしたファイルシステムを選択します。
# umount myfs
- ファイルシステムが使用していた QuickLog デバイスから、いずれかの QuickLog ボリュームを切断します。 このボリュームは、ファイルシステムの新しいインテントログボリュームとして使われます。
# qlogdetach -g diskgroup log_vol
- ボリュームセットを作成します。
# vxvset make myvset myfs_volume
- ボリュームセットをマウントします。
# mount -F vxfs /dev/vx/dsk/rootdg/myvset /mnt1
- ボリュームセットのファイルシステムを、バージョン 7 以降のディスクレイアウトにアップグレードします。
???を参照してください。
次に例を示します。
# vxupgrade -n 9 /mnt1
- 手順 2 で作成したログボリュームを、ボリュームセットに追加します。
# vxvset addvol myvset log_vol
- ファイルシステムにログボリュームを追加します。 ボリュームのサイズを指定する必要があります。
# fsvoladm add /mnt1 log_vol 50m
- 新しいボリュームにログを移動します。
# fsadm -o logdev=log_vol,logsize=16m /mnt1