Veritas Appliance 管理ガイド
- 概要
- AMS としてのアプライアンス
- Appliance Management Console の使用
- [ホーム (Home)] ページからのアプライアンスの管理
- アクティビティとイベントの監視
- リポジトリの管理
- 以前のバージョンのアプライアンスに管理更新プログラムを適用する
- NetBackup Virtual Appliance での AMS の実行
リポジトリの管理について
[リポジトリ (Repository)]ページでは、Appliance Management Server (AMS) に保存できるアップグレードパッケージと EEB (Emergency Engineering Binary) ファイルを管理できます。
各パッケージの簡単な説明を次に示します。
アップグレードパッケージ (リリース更新)
これらのパッケージは、オペレーティングシステム、アプライアンスソフトウェア、NetBackup ソフトウェアなどのすべてのアプライアンスアプリケーションをアップグレードします。
EEB ファイル (パッチ)
これらのファイルは、アプライアンスソフトウェアの特定のバージョンにおける特定の問題を修正します。
Appliance Management の更新
このパッケージで、Appliance Management Server を更新します。パッケージには、管理サーバー用の修正と新機能が含まれます。このパッケージは管理機能を更新しますが、AMS のアプライアンスソフトウェアには影響しません。
Upgrade Readiness Analyzer
このパッケージは、Upgrade Readiness Analyzer ツールを更新するほか、ツールの修正と新機能が含まれています。このパッケージは分析ツールを更新しますが、AMS のアプライアンスソフトウェアには影響しません。
次に、リポジトリを管理するための機能と、リポジトリ内にあるパッケージまたはファイルについて表示される詳細情報について説明します。
[追加 (Add)]: リポジトリに追加するパッケージまたはファイルを見つけて選択できるダイアログボックスが開きます。パッケージまたはファイルをリポジトリに追加すると、上部に最新の追加が表示されます。
[削除 (Delete)]: 選択したパッケージまたはファイルをリポジトリから削除できます。
[ファイル名 (File name)]: パッケージまたはファイルの完全な名前。
ファイル名をクリックすると、パッケージについての詳細が表示されます。EEB ファイルの場合は、対応する Readme の内容が表示されるため、EEB の一部として提供される更新を確認できます。
[アプライアンス (Appliance)]: パッケージを適用できるアプライアンスのタイプ。たとえば、NBA や AMS などです。
[パッケージのタイプ (Package type)]: パッケージまたはファイルのタイプ。EEB、アップグレード、Appliance Management の更新、または Update Readiness Analyzer です。
[ファイルサイズ (File Size)]: パッケージまたはファイルのサイズ。
[バージョン (Version)]: アップグレードパッケージのソフトウェアバージョン、EEB ファイルに関連するアプライアンスソフトウェアバージョン、または AMS 更新パッケージのバージョン。
次の図は、いくつかのパッケージが追加された後のリポジトリを示しています。