Veritas Appliance 管理ガイド
- 概要
- AMS としてのアプライアンス
- Appliance Management Console の使用
- [ホーム (Home)] ページからのアプライアンスの管理
- アクティビティとイベントの監視
- リポジトリの管理
- 以前のバージョンのアプライアンスに管理更新プログラムを適用する
- NetBackup Virtual Appliance での AMS の実行
AMS アップデートの管理
管理アップデートパッケージには、Appliance Management Server (AMS) とエージェントの修正や新機能が含まれています。AMS とエージェントの両方をアップデートし、AMS/エージェントのバージョンが同じになるようにすることをお勧めします。
メモ:
AMS は、インストールされている AMS のバージョンが 1.1 以降の場合にのみ更新できます。
管理アップデートパッケージは管理機能を更新しますが、AMS のアプライアンスソフトウェアには影響しません。
メモ:
AMS のアプライアンスソフトウェアをアップグレードする場合は、NetBackup Appliance シェルメニューを使用します。詳しくは、『NetBackup Appliance アップグレードガイド』を参照してください。
AMS に管理アップデートをインストールするには、次の手順を使用します。
AMS に管理アップデートをインストールするには
- この手順を開始する前に、管理アップデートパッケージを AMS のリポジトリに追加します。
アプライアンスドメイン内のコンピュータで、適切なパッケージまたはファイルを Veritas Entitlement Management System (VEMS) からダウンロードします。VEMS にアクセスするには、ベリタスのサポート Web サイトに移動し、[ライセンス (Licensing)]をクリックします。
Veritas-ApplianceManagement-amsVersion-dateTimeStamp.x86_64.rpm
ファイルをダウンロードします。 - 同じコンピュータから別のブラウザウィンドウを開き、AMS ユーザーとして AMS にログインします。
- [設定 (Settings)]ページで、[リポジトリ (Repository)]をクリックします。
- [リポジトリ (Repository)]ページで、[追加 (Add)]をクリックします。
- 表示されるダイアログボックスで、次の操作を行います。
ダイアログボックスの上部で、ドロップダウンリストをクリックして、ベリタスからパッケージまたはファイルをダウンロードした場所に移動します。
表示される項目のリストから、ダウンロードしたパッケージまたはファイルを選択し、[開く (Open)]をクリックします。パッケージまたはファイルは、[リポジトリ (Repository)]ページのリストの上部に表示されます。
- パッケージをリポジトリに追加すると、次のメッセージが[ホーム (Home)]ページに表示されます。
- [設定 (Settings)]、[AMS のアップデート (Update AMS)]に移動します。
メモ:
AMS 3.1.1 で管理アップデートパッケージをリポジトリに追加しても、[設定 (Settings)]ページに[AMS のアップデート (Update AMS)]オプションが表示されないことがあります。この問題を解決するには、Appliance Management Console の他のページに移動し、[設定 (Settings)]ページに戻ります。
- 表示される画面を確認し、[アップデート (Update)]をクリックします。
[アップデート (Update)]をクリックしてからログアウトすると、AMS の管理機能の更新がバックグラウンドで開始されます。
メモ:
AMS アップデートには通常 1 分かかりますが、環境要因によってはさらに時間がかかることがあります。
- サインインページにリダイレクトされます。AMS 役割を持つユーザーとしてログオンし、Appliance Management Console にアクセスします。
[監視 (Monitor)]、[アクティビティモニター (Activity Monitor)]の順にクリックして、AMS アップデートタスクの詳細を表示します。AMS アップデートの完了には通常数分かかります。
AMS のバージョンは、各画面の左上隅にある「Veritas Appliance Management Console」というテキストの下にも表示されます。
- Veritas では、AMS を更新した後、AMS に追加されるエージェントを更新して、AMS/エージェントのバージョンが同じになるようにすることを推奨しています。これらのエージェントのアップデートを自動または手動で行うことを選択できます。
メモ:
アプライアンスソフトウェアのバージョンが 3.1.1 以降のエージェントのみを更新できます。
自動または手動のエージェントアップデートの実行を参照してください。