Veritas NetBackup™ Appliance コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. Main > Appliance コマンド
- 付録 B. Main > Manage > FibreChannel コマンド
- 付録 C. Main > Manage > HighAvailability コマンド
- 付録 D. Main > Manage > Libraries コマンド
- 付録 E. Main > Manage > Libraries > Advanced > ACS コマンド
- 付録 F. Main > Manage > License コマンド
- 付録 G. Main > Manage > MountPoints コマンド
- 付録 H. Main > Manage > NetBackup CLI コマンド
- 付録 I. Main > Manage > OpenStorage コマンド
- 付録 J. Main > Manage > Software コマンド
- 付録 K. Main > Manage > Storage コマンド
- 付録 L. Main > Manage > Tapes コマンド
- 付録 M. Main > Manage > Certificates コマンド
- 付録 N. Main > Monitor コマンド
- 付録 O. Main > Network コマンド
- 付録 P. Main > Network > Security (IPsec) コマンド
- 付録 Q. Main > Reports コマンド
- 付録 R. Main > Settings コマンド
- 付録 S. Main > Settings > Alerts コマンド
- 付録 T. Main > Settings > Notifications view コマンド
- 付録 U. Main > Settings > Security コマンド
- 付録 V. Main > Support コマンド
名前
Main > Support > iostat — システム入力および出力デバイスのロードを監視します
概要
iostat help
iostat run
iostat [options][interval][count]
説明
iostat コマンドはシステムの入出力デバイスの監視に使うことができる Linux コマンドです。このコマンドで、デバイスがアクティブである時間を平均転送速度との関連で確認できます。このコマンドは、システム構成を変更して物理ディスク間の入出力負荷分散を改善するために使うことができるレポートを生成します。iostat コマンドはレポートを継続的に生成します。
メモ:
iostat コマンドでサポートされている利用可能なオプションを使う前に、iostat run コマンドを実行する必要があります。
オプション
- iostat help
コマンドのヘルプ情報を表示します。
- iostat run
サポートされている利用可能なオプションを入力するように求められます。
- [options]
次の一覧に、サポートされる利用可能なオプションを示します。
-c
CPU 利用率レポートを表示します。
-d
デバイス利用率レポートを表示します。
-N
デバイスマッパーデバイスの登録済みデバイスマッパー名を表示します。
-n
ネットワークファイルシステム (NFS) レポートを表示します。このオプションはカーネル 2.6.17 以降でのみ機能します。
-h
-n オプションで表示される NFS レポートを読みやすくします。
-k
統計をブロック/秒ではなく KB/秒で表示します。
-m
統計をブロック/秒または KB/秒ではなく MB/秒で表示します。
-t
各レポートの表示時間を印刷します。
-V
バージョン番号を印刷して終了します。
-x
拡張統計を表示します。
-p [ { device [,...] | ALL } ]
-p オプションは、システムが使うブロックデバイスとすべてのブロックデバイスパーティションの統計を表示します。コマンドラインでデバイス名を入力すると、デバイスとそのすべてのパーティションについての統計が表示されます。ALL キーワードは、システムで定義済みのすべてのブロックデバイスおよびパーティションを統計に表示する必要があることを示します。一度も使われたことがないものも含まれます。
[device [,...] | ALL]
コマンドラインでデバイス名を入力すると、デバイスとそのすべてのパーティションについての統計が表示されます。ALL キーワードは、システムで定義済みのすべてのブロックデバイスおよびパーティションを統計に表示する必要があることを示します。一度も使われたことがないものも含まれます。
- [interval]
interval パラメータは各レポートの間隔を秒単位で指定します。
最初のレポートにはシステムが起動されてからの時間の統計を含みます。以後の各レポートには前のレポート以降に集計された統計が含まれます。
- [count]
count パラメータは interval パラメータと一緒に指定することができます。
count パラメータを指定した場合は、count の値によって interval 秒おきに生成されるレポートの数が決まります。
例
次に、iostat コマンドの使用方法の例を示します。
abc123.Support> iostat run Please enter options: iostat -c
次に、interval パラメータの使用方法の例を示します。
abc123.Support> iostat run Please enter options: iostat -c 1