NetBackup™ Web UI VMware 管理者ガイド
- VMware サーバーの管理
- VM の保護
- マルウェアスキャン
- インスタントアクセス
- インスタントロールバック
- 継続的なデータ保護
- VM のリカバリ
- ハードウェアスナップショットとレプリケーションを使用した VM の保護
- VMware の操作のトラブルシューティング
VM にハードウェアスナップショットを使用するアクティビティモニターのジョブ
NetBackup アクティビティモニターを使用して、実行中の仮想マシンバックアップを追跡できます。アクティビティモニターに表示されるジョブの数は、ポリシーの[アプリケーションの整合性スナップショット (Application Consistent Snapshot)]オプションによって決まります。
メモ:
[アプリケーションの整合性スナップショット (Application Consistent Snapshot)]オプションはデフォルトでは有効になっています。ほとんどの場合は、このオプションを有効にしておくことをお勧めします。このオプションが無効になっていると、スナップショットの取得時に仮想マシンのデータが一貫した状態になっていない可能性があります。
表: アクティビティモニターのジョブフロー
[アプリケーションの整合性スナップショット (Application Consistent Snapshot)]オプション |
アクティビティモニターのジョブフロー |
---|---|
有効 |
最初のジョブで仮想マシンを検出します。このジョブは、[バックアップ (Backup)]とラベル付けされます。 次のとおり、バックアップジョブが開始します。
|
無効 |
最初のジョブで仮想マシンを検出します。このジョブは、[バックアップ (Backup)]とラベル付けされます。 次のとおり、バックアップジョブが開始します。
|
例 1: [アプリケーションの整合性スナップショット (Application Consistent Snapshot)]オプションの仮想マシンジョブは、有効に設定されます。
ジョブは次のように実行されています。
仮想マシンの検出のための検出 (親) バックアップジョブは、ID 2 です。
ジョブ 3 では、仮想マシン VMwareNAS_DemoVM の VMware スナップショットを作成しました。
ジョブ 4 では、データストア NetAPP_SS_200 のスナップショットを作成しました。
ジョブ 5 (スナップショットからの親バックアップ) では、スナップショットをエクスポートし、マウントします。
ジョブ 6 (スナップショットからの子バックアップ) では、バックアップを実行し、バックアップイメージを作成します。
例 2: [アプリケーションの整合性スナップショット (Application Consistent Snapshot)]オプションが無効になっている仮想マシンジョブ。
ジョブは次のように実行されています。
仮想マシンの検出のための検出 (親) バックアップジョブは、ID 7 です。
ジョブ 8 では、選択したすべての仮想マシン (VM1、VM2 など) の構成データを収集しました。
ジョブ 9 は、仮想マシンデータストアのスナップショットを作成します。