NetBackup™ Web UI VMware 管理者ガイド
- VMware サーバーの管理
- VM の保護
- マルウェアスキャン
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- インスタントロールバック
- 継続的なデータ保護
- VM のリカバリ
- ハードウェアスナップショットとレプリケーションを使用した VM の保護
- VMware の操作のトラブルシューティング
CDP ゲートウェイの定義
VM を保護する前に、CDP 配備のゲートウェイを定義する必要があります。NetBackup メディアサーバーまたはプライマリサーバーである VM で、CDP ゲートウェイを定義できます。
メモ:
CDP ゲートウェイを定義する前に、システム時間とネットワーク時間が同期していることを確認します。
CDP ゲートウェイを定義するには
- 左側の[作業負荷 (Workloads)]で、[VMware]をクリックします。
- 右上の[VMware 設定 (VMware settings)]をクリックし、[継続的なデータ保護ゲートウェイ (Continuous Data Protection Gateway)]をクリックします。
- [追加 (Add)]をクリックします。[ホスト名 (Host name)]と[ストレージパス (Storage path)]を入力します。ストレージパスには、root 以外の独立したファイルシステムが必要です。MSDP などの他のアプリケーションと、この同じ場所を共有しないでください。
- 次のページに進み、ゲートウェイのバージョンが 9.1 の場合は、次の表で説明するパラメータ[並列実行ジョブの最大数 (Maximum number of concurrent jobs)]を指定し、[保存 (Save)]をクリックしてゲートウェイを保存します。
ゲートウェイのバージョンが 10.0 の場合は、[詳細 (Advanced)]をクリックして詳細パラメータを指定し、CDP ゲートウェイを構成して微調整します。このパラメータのセットを使用して、ゲートウェイの特定の構成で CDP 保護を使用して何台の VM をサポートできるかを概算することもできます。
パラメータ
説明
並列実行ジョブの最大数 (Maximum number of concurrent jobs)
ゲートウェイで同時に実行できる CDP ジョブの最大数。数値が大きいと、ピーク時のリソース消費が高くなる可能性があります。
同時初期同期の最大数 (Maximum number of simultaneous initial sync)
CDP 保護の初期フェーズで、完全バックアップを同時に実行できる VM の数。デフォルト値より高い値を指定すると、リソース消費が増加し、既存の保護に影響する可能性があります。
継続的なデータ保護の予約済みメモリ (Reserved memory for Continuous data protection)
ゲートウェイ用の予約済みメモリ。合計物理メモリの 90% 以下の値を GB 単位で入力します。
VM ごとのデータステージング領域 (Data staging area per VM)
各 VM のストレージを指定します。
予約済みのステージング領域 (Reserved staging area)
VM の I/O スパイクを処理する追加のストレージ領域。
- [VM の数を概算 (Estimate the number of VMs)]をクリックし、この指定した構成についてこのゲートウェイが何台の VM をサポートできるかを計算します。
- [保存 (Save)]をクリックして、ゲートウェイを追加します。