Veritas NetBackup™ 52xx Appliance 初期構成ガイド
NetBackup Appliance MSDP クラウドアプリケーションの構成の概要
リリース 3.3.0.1 以降、MSDP クラウドアプリケーション用に NetBackup 52xx および 53xx シリーズのアプライアンスを構成できます (高可用性 (HA) の設定を含む)。
MSDP クラウドは、重複排除技術を備えたクラウドソリューションです。データは、重複排除を使用してクラウドターゲットに直接格納されます。1 台の MSDP ストレージサーバーは、ローカルストレージと複数のクラウドストレージターゲットの両方をサポートできます。アプライアンスの MSDP ストレージサーバーを構成した後、初期構成の間に、そのストレージサーバーにクラウドストレージターゲットを追加できます。その後、アプライアンスの MSDP ストレージサーバーはクラウドターゲットにデータを格納できます。
次に、MSDP クラウドアプリケーション用にアプライアンスを構成するために必要な手順の概略を示します。
手順 1: NetBackup Appliance Web コンソール (Web コンソール) または NetBackup Appliance シェルメニュー (シェルメニュー) を使用して、アプライアンスの初期構成を実行します。
初期構成に Web コンソールを使用している場合は、初期構成の完了後にシェルメニューにログインし、nbasecadmin ユーザーのデフォルトのパスワードを変更する必要があります。これは手順 2 に進む前に実行してください。
詳しくは、『NetBackup 52xx Appliance 初期構成ガイド』または『NetBackup 53xx Appliance 初期構成ガイド』を参照してください。
手順 2: nbasecadmin ユーザーとして NetBackup Web UI にログインし、次のように MSDP クラウドストレージを構成します。
ディスクプールを作成します。
ストレージユニットを作成します。
詳しくは、『NetBackup Web UI 管理者ガイド』を参照してください。
メモ:
アプライアンスの初期構成が完了した後は、いつでも MSDP クラウドストレージを構成できます。