Veritas NetBackup™ 52xx Appliance 初期構成ガイド
NetBackup Appliance Web コンソールの初期構成ページの概要
NetBackup Appliance Web コンソールで適切な情報を一連のページに入力して初期構成を実行できます。以下に、各ページと必要な情報の簡単な説明を示します。
このページは、未構成のアプライアンスにログオンすると表示されます。初期構成に必要な情報の概略を示します。
このページは、admin、maintenance、sysadmin (IPMI) のユーザーアカウントについて、出荷時のデフォルトのパスワードを変更するために使用します。デフォルトのパスワードをすべて変更するまで、このページから初期構成を続行することはできません。
このページでは、企業のネットワーク情報を入力します。上部のテーブルには、インターフェースとルーティングのプロパティを入力する[インターフェースプロパティ (Interface Properties)]タブと[ルーティングプロパティ (Routing Properties)]タブがあります。下部の領域には、[ボンドの作成 (Create Bond)]、[VLAN のタグ付け (Tag VLAN)]、[静的ルートの追加 (Add Static Route)]のドロップダウンタブがあります。各タブを展開してそれぞれの情報を入力します。
このページでは、アプライアンスのホスト ID を入力します。アプライアンスのホスト名 (FQDN と省略名)、IP アドレス、ドメイン名のすべてが必須です。
このページでは、アプライアンスの設置場所の日付、時刻、およびタイムゾーンを設定します。
問題を報告するために、これらのページでシステム警告やコールホーム機能を構成します。
このページでは、アプライアンスの役割としてプライマリサーバーまたはメディアサーバーのどちらかを選択します。[プライマリ (Primary)]を選択した場合は、表示されている手順の説明に従って、Veritas Usage Insights カスタマ登録キーを入力する必要があります。詳しくは、『Veritas Netinsights Console ユーザーガイド』を参照するか、次のリンクをクリックして、Veritas Account Manager のクレデンシャルを使用して NetInsights ポータルにサインインしてください。
https://netInsights.veritas.com
[メディア (Media)]を選択すると、関連プライマリサーバーの名前を入力するデータ入力フィールドと前提条件の説明が表示されます。
このメディアサーバーで使用するために選択したプライマリサーバー名を入力すると、次のいずれかの証明書シナリオが表示され、このアプライアンスに適切な証明書を展開できます。
外部 CA と NetBackup 認証局を使用するプライマリサーバー
外部 CA のみを使用するプライマリサーバー
NetBackup CA のみを使用するプライマリサーバー
このページの[NetBackup カタログ (NetBackup Catalog)]タブでは、NetBackup カタログのサイズを設定します。このタブは、アプライアンスの役割に[プライマリ (Primary)]を選択した場合にのみ表示されます。
このページの[AdvancedDisk]タブでは、AdvancedDisk パーティションにストレージ領域を割り当て、ストレージユニットおよびディスクプールに名前を付けます。
このページの[MSDP]タブでは、メディアサーバー重複排除プールパーティションにストレージ領域を割り当て、ストレージユニットおよびディスクプールに名前を付けます。