Veritas NetBackup™ OpsCenter レポートガイド

EMM からのデータ収集について

SLP1 は次の操作を実行します。

SLP レポートで示されるデータは、EMM の作業リストと NetBackup カタログから収集されます。作業リストは EMM にあり、作成する必要があるコピー数、作成の必要がある場所、完了のタイミングなどのメタデータを含んでいます。一般に、SLP レポートで示されるコピーデータ (［完了したコピー (Copies Completed)］、［完了したコピーサイズ (Completed Copy Size)］列など) は EMM の作業リストに基づいています。EMM はライフサイクルの構成パラメータに基づくバックアップが完了した後に作業リストを作成します。

SLP1 という名前の SLP を構成する場合を考えてみます。

バックアップが完了した後、各コピーのエントリを含む作業リストが EMM データベースで作成されます。 この例では、EMM の作業リストに 3 つのコピーエントリがあります (SLP で定義済みであるコピー数に相当)。 EMM の作業リストは複製ジョブが処理されるときに更新されます (たとえば、コピーの状態は［未開始 (Not Started)］から［処理中 (In Process)］、［完了 (Complete)］に変わります)。