Veritas NetBackup™ OpsCenter レポートガイド
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[宛先別の SLP の状態 (SLP Status by Destinations)]レポート
[宛先別の SLP の状態 (SLP Status by Destinations)]レポートは、[SLP 別の SLP の状態 (SLP Status by SLP)]レポートからドリルダウンレポートとして利用可能です。[SLP 別の SLP の状態 (SLP Status by SLP)]レポートの SLP 名 (リンク) をクリックすると、[宛先別の SLP の状態 (SLP Status by Destinations)]レポートを表示できます。
[宛先別の SLP の状態 (SLP Status by Destinations)]レポートは特定の SLP のすべての宛先の概略を提供します。[宛先別の SLP の状態 (SLP Status by Destinations)]レポートを表示して、SLP 宛先ごとに SLP の進捗を監視できます。たとえば、特定の SLP 宛先に対して完全でないイメージコピーを把握できます。
[宛先別の SLP の状態 (SLP Status by Destinations)]レポートは次の列で構成されています。
マスターサーバー (Master Server) (SLP が存在する場所) | SLP が動作するマスターサーバーの名前。SLP はソースマスターサーバーまたは任意の宛先マスターサーバー (自動イメージレプリケーションの場合) で実行できます。NetBackup マスターサーバーはバージョン 7.1 以降のバージョンである必要があり、OpsCenter コンソールに追加されている必要もあります。 この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
SLP 名 (SLP Name) | 選択した SLP の名前。この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
SLP バージョン (SLP Version) | SLP に関連付けられているバージョン。この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
データの分類 (Data Classification) | SLP 宛先に関連付けられているデータの分類。 この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
元のマスターサーバー (Origin Master Server) (イメージ作成元) |
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操作 (Operation) | 特定の SLP 宛先の複製、バックアップ、インポート等のイメージコピーで実行される操作。 この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
保持 (Retention) | 特定の SLP 宛先に関連付けられている保持期間。 この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
宛先 (Destination) | SLP 定義に従ってイメージが存在する宛先。 この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
平均遅延時間 (Average Lag Time) ([コピー時間 (Copy Time)] - [バックアップ時間 (Backup Time)]) | [平均遅延時間 (Average Lag Time)]は、特定の SLP の特定の宛先にプライマリコピーを複製するのに必要な時間を示し、複製の実行速度を判断するのに役立ちます。[平均遅延時間 (Average Lag Time)]は秒単位で表示されます。この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
想定されるコピーの合計 (Total Expected Copies) | SLP と特定の SLP 宛先に対する OpsCenter データベース内のコピーの合計数 (完全なコピーと不完全なコピーの両方を含む)。 この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
完了したコピー (Copies Completed) | SLP と特定の SLP 宛先に対して OpsCenter データベースに存在する完了したコピーの数。レポートを編集するときにこの列を削除できます。 |
% コピー完了 (% Copy Complete) | SLP と特定の SLP 宛先に対する OpsCenter データベース内の完了したコピーの割合。 この列の内容は、[宛先別の SLP の状態 (SLP Status by Destinations)]レポートの次の列のデータを使って計算されます。
[% コピー完了 (% Copies Complete)]列の内容は次の式を使用して計算されます。 [完了したコピー (Copies Completed)]/[想定されるコピーの合計 (Total Expected Copies)] * 100 この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 |
予測合計サイズ - すべてのコピー (MB) (Total Expected Size - all copies (MB)) | OpsCenter データベースに存在する、SLP と特定の SLP 宛先のすべてのコピーの予想合計サイズ。この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。列の内容は次の式を使用して計算されます。 [予測合計サイズ - すべてのコピー (Total Expected Size - all copies)] = (コピーの数) * (バックアップコピーのサイズ) メモ: [予測合計サイズ - すべてのコピー (Total Expected Size - all copies)]はフロントエンドのサイズで、バックアップコピーのサイズをコピーの数で乗算することで導出されます。重複排除、圧縮、または[予測合計サイズ - すべてのコピー (Total Expected Size - all copies)]に対する重複排除の最適化の影響は SLP レポートでは考慮されません。 |
完了したコピーサイズ(MB) (Completed Copy Size (MB)) | SLP と特定の SLP 宛先に対する OpsCenter データベース内の完了したすべてのコピーの合計サイズ。レポートを編集するときにこの列を削除できます。 メモ: [完了したコピーサイズ (Completed Copy Size)]はフロントエンドのサイズです。重複排除、圧縮、または完了したコピーのサイズに対する重複排除の最適化の影響は SLP レポートでは考慮されません。 |
完了したコピーサイズ % (Completed Copy Size (%)) | SLP と特定の SLP 宛先に対して完了したコピーのサイズの割合。この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。 この列のデータは[宛先別の SLP の状態 (SLP Status by Destinations)]レポートの次の列から計算されます。
[完了したコピーサイズ % (Completed Copy Size (%))]列の内容は次の式を使用して計算されます。 [完了したコピーサイズ (Completed Copy Size)]/[予測合計サイズ - すべてのコピー (Total Expected Size - all copies)] * 100 |
残りのコピーサイズ (MB) (Remaining Copy Size (MB)) | SLP とサイズ (MB) 特定の SLP 宛先に対して作成される残りのすべてのコピーの合計サイズ。この列は必須であり、レポートを編集するときに削除できません。この列のデータは次の方法で計算されます。 (残りのコピー数) x (バックアップコピー 1 のサイズ) メモ: [残りのコピーサイズ (Remaining Copy Size)]はフロントエンドのサイズで、バックアップコピー 1 のサイズを残りのコピーの数で乗算することで導出されます。 重複排除、圧縮、または残りのコピーのサイズに対する重複排除の最適化の影響は SLP レポートでは考慮されません。 |
[イメージコピー別の SLP の状態 (SLP Status by Image Copy)]レポートの特定のデータを表示するためにフィルタを使うことができます。次のフィルタは[イメージコピー別の SLP の状態 (SLP Status by Image Copy)]レポートを編集するときに利用可能です。
表示 (View) | 選択したビューのデータを表示するために特定のビューを選択します。 |
マスターサーバー (Master Server) | 選択したマスターサーバーのデータを表示するために 1 つ以上のマスターサーバーを選択します。 |
ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy) | 次の列を選択できます。
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このレポートのデフォルトの時間枠は、最上位のレポートで選択されている時間枠に基づきます。