Veritas NetBackup™ OpsCenter レポートガイド

SLP バックログレポート

SLP バックログレポートでは SLP のバックログ全体を一目で監視できます。 このレポートは、作成されたイメージと SLP が不完全なイメージの傾向を折れ線グラフの形式で示します。 このレポートは、選択した時間枠と選択した SLP のイメージ作成ボリュームに対して SLP のバックログがどのように表示されるかを示します。このレポートの折れ線グラフを比較することによって、コピーが作成される速度と、コピーを必要とするイメージが作成される速度について理解することができます。 このレポートは、SLP の実行効率に関する経験的証拠と、その容量の可視化を提供します (つまり、アウトフローが徐々に遅れ始める時点を示します)。

SLP バックログレポートのデータは深夜 (OpsCenter Server のクロックで午前 0 時) に OpsCenter データベースから収集されます。SLP バックログレポートのデータ収集は、それ以降 24 時間ごとに行われます。このレポートはグラフと表形式の両方で利用可能です。表形式でレポートの詳細を表示するためには、レポートの下部にあるリンク［表としてグラフを表示 (Show Chart as Table)］をクリックします。

レポートの特定のデータを表示するためにレポートを編集できます。また、このレポートを保存することもできます。SLP バックログレポートを保存し、保存されたレポートをしばらくしてから実行するときは、レポートに現在のデータが表示されることに注意してください。参照用にこのレポートをエクスポートするか、または電子メールで送ることができます。

SLP バックログレポートに表示されるデータ (作成されたイメージと未完成のイメージ) は、デフォルトでは GB 単位であることに注意してください。レポートを編集し、KB、MB、または TB に単位を変更できます。SLP バックログレポートのデフォルトの時間枠は過去 2 週間です。

SLP バックログレポートを編集している間、データを表示する時間枠をグループ化できます。ただし、SLP バックログレポート用にグループ化する時間枠は次の間隔でのみサポートされます。

SLP バックログレポートは他の時間枠の分類 (2 日、3 カ月、1 分、または 4 週間など) はサポートしません。

SLP バックログレポートの特定のデータを表示するためにフィルタを使うことができます。次のフィルタは SLP バックログレポートを編集するときに利用可能です。