Enterprise Vault™ 導入/計画

ボルトストアおよびパーティションの計画方法

ホルトストアとパーティションを作成する場所、および使用するストレージデバイスの最も適切なタイプを検討します。たとえば、一部のデバイスは妥当なコストで大量のセキュアストレージ (WORM) を提供するため、コンプライアンスアーカイブ戦略に適している可能性があります。

標準のボルトストアパーティションの場合、Enterprise Vault のパーティションロールオーバー機能では、1 つのパーティションから別のパーティションへの自動ロールオーバーによって、継続的なアーカイブがサポートされます。たとえば、オープンパーティションをホストする物理ディスクが許容量に達した場合、Enterprise Vault でそのパーティションを自動的に閉じ、別のパーティションを開くことができます。このロールオーバー機能は、スマートパーティションでは利用できません。一方で、複数のスマートパーティションをアーカイブ用に同時に開くことができます。これは、標準のパーティションには当てはまりません。標準のパーティションでは、各ボルトストアで開くことができるパーティションは 1 つに限られます。

Dell EMC Centera 以外の非 WORM デバイスにボルトストアパーティションが保持されている場合、Enterprise Vault の「コレクション」機能を使用してボルトストアバックアップの速度と効率性を向上させることができます。この機能は、複数の小規模なファイルを CAB ファイルに収集します。コレクションは重複排除の消失の原因になるため、重複排除を実行するデバイスでは推奨しません。