Enterprise Vault™ 導入/計画

Exchange メールボックスポリシーは、対象のメールボックスを処理する際、使用するアーカイブタスクについて次のような情報を提供します。

• 使用するインデックスレベル。

• アーカイブ戦略。次のいずれかに基づいて、Exchange メールボックスポリシーのアーカイブ戦略を決めることができます。

  • 経過日数: アイテムは指定した時間変更しないとアーカイブされます。

  • クォータ: アーカイブでは、ユーザーごとに Exchange メールボックスの空き容量の限度の割合が維持されます。

  • 経過日数とクォータ: Enterprise Vault は経過日数に基づくアーカイブを最初に実行します。経過日数に基づくアーカイブで必要なメールボックスの空き容量の限度の割合が確保できない場合は、必要な割合に達するまでクォータに基づくアーカイブが続行されます。

• 元のアイテムの削除やアイテムをアーカイブした後のショートカット作成などのアーカイブ処理。

• ショートカットを作成するかどうかとショートカットに何を含めるか。

• Exchange が管理するフォルダからアイテムをアーカイブするか、Enterprise Vault で Exchange が管理する内容設定に基づく保持設定を使うか。

• アーカイブするアイテムの種類 (メッセージクラス) (管理コンソールのディレクトリプロパティで、メッセージクラスのデフォルト一覧を設定できます。)