Enterprise Vault™ 導入/計画

Exchange アーカイブのフィルタ

拡張フィルタ機能を使うと、アーカイブタスクで特定のメッセージを処理する方法をカスタマイズできます。 メッセージは、サードパーティアプリケーションによって追加される送信者、受信者、件名、メッセージの方向またはカスタム MAPI プロパティなどのさまざまな属性でフィルタ処理できます。 XML 設定ファイルを使って、フィルタのルールを満たすメッセージの必須処理を定義できます。 たとえば、異なる保持カテゴリを指定し、異なるアーカイブにアーカイブしている特定のドメインアーカイブからメッセージを送信できると便利です。

カスタムフィルタ機能は、企業がアイテムにカスタム MAPI プロパティを追加して、これらのカスタムプロパティを使ってアーカイブアイテムを検索する場合に有用です。 XML 設定ファイルを使って、メッセージをアーカイブするときに Enterprise Vault でインデックス付けするカスタムプロパティを指定できます。

検索インターフェースで利用可能なプロパティを XML 設定ファイルで定義します。専用の検索アプリケーションがインストールされている場合は、これらのプロパティの検索オプションを表示する方法も定義できます。また、Enterprise Vault Search を使ってカスタムプロパティを検索することもできます。

API を使って、専用のアーカイブ検索アプリケーションにカスタムプロパティ検索を追加することもできます。

カスタムフィルタは、特定の種類の Exchange Server アーカイブ（メールボックス、パブリックフォルダ、ジャーナルアーカイブ）に設定できます。 必要に応じて、カスタムフィルタを特定のメールボックスに制限できます。

カスタムフィルタとプロパティの設定方法は、『Exchange Server アーカイブの設定』ガイドで説明しています。

このインターフェース用に記述されたカスタムフィルタが必要な場合は、ベリタスソリューションプロバイダに連絡してください。