Enterprise Vault™ 導入/計画

SMTP アーカイブタスク

SMTP アーカイブタスクは、次のように保存フォルダの .eml 対話ファイルを処理します。

SMTP 保存フォルダ

SMTP 保存フォルダは、SMTP アーカイブタスクに割り当てられたローカルフォルダです。 フォルダの場所は、SMTP アーカイブタスクのプロパティにあります。 対話ファイルはアーカイブタスクが処理するフォルダに配置されます。

アーカイブタスクがアーカイブできなかった対話は、保存フォルダから自動的に削除されません。これらの対話は、［Failed］サブフォルダに置かれます。

SMTP ポリシー

Skype for Business アーカイブは SMTP ポリシーを必要としません。

保持カテゴリと保持計画

対話をアーカイブすると、それらの対話に保持カテゴリが割り当てられます。このカテゴリ分類によって保持カテゴリ別の検索が可能になるため、対話の取り込みが簡単になります。

ユーザーは、保持カテゴリを選択して Skype for Business の対話に割り当てることができます。Enterprise Vault によってアーカイブされた対話は、適切な保持カテゴリが割り当てられた状態で格納されます。

保持計画を使うと、分類ポリシー、期限切れ対話の破棄条件といった他の多くの設定を保持カテゴリに関連付けることができます。これらのすべての設定を 1 つ以上のアーカイブに適用できます。

詳しくは、管理者ガイドの「保持カテゴリと保持期間の処理」を参照してください。

Skype for Business ターゲット

対話をアーカイブするターゲット Skype for Business サーバーです。ターゲットプロパティには次の設定が含まれます。

Skype for Business ターゲットは、管理コンソールの［ターゲット］、［Skype for Business］に表示されます。Get-EVSkypeForBusinessTarget PowerShell cmdlet を使ってリストに表示することもできます。

Enterprise Vault サーバーごとに 1 つの Skype for Business ターゲットのみがサポートされます。

Skype for Business 対話のアーカイブ

Skype for Business の対話を既存のアーカイブに保存するか、または新しいアーカイブを作成して対話を保存することができます。任意のアーカイブの種類を使うことができますが、Skype for Business ジャーナルに通常使われるアーカイブの種類は SMTP アーカイブ、共有アーカイブ、Exchange ジャーナルアーカイブ、または Domino ジャーナルアーカイブです。これらのアーカイブの種類はサンプリングをサポートします。Skype for Business ジャーナルには、Exchange メールボックスアーカイブまたはインターネットメールアーカイブを使わないことをお勧めします。