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Storage Foundation 7.3.1 設定およびアップグレードガイド- Solaris
Last Published:
2018-01-17
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- 第 I 部 Storage Foundation の概要および設定
- 第 II 部 Storage Foundation のアップグレード
- Storage Foundation のアップグレード計画
- Storage Foundation のアップグレード
- 応答ファイルを使用した SF 自動アップグレードの実行
- ブート環境のアップグレードを使用した SF のアップグレード
- アップグレード後のタスクの実行
- 第 III 部 設定後のタスク
- 第 IV 部 設定およびアップグレードの参照
ボリューム I/O デーモンの起動
ボリューム I/O デーモン(vxiod)を使うと、プロセスの呼び出しをブロックすることなく、I/O 処理を拡張できます。通常、最初のインストール後に、いくつかの vxiod デーモンがシステム起動時に起動します。それらは常時実行されている必要があります。次の手順は、vxiod デーモンが実行されていることを確認する方法、および必要に応じてこのデーモンを起動する方法です。
vxiod デーモンが実行されていることを確認するには、次のコマンドを入力します。
# vxiod
vxiod デーモンはカーネルスレッドであり、ps コマンドを使っても見ることはできません。
たとえば、16 個の vxiod デーモンが実行されている場合、次のメッセージが表示されます。
16 volume I/O daemons running
ここで、16 は現在実行中の vxiod デーモンの個数です。現在 vxiod デーモンが 1 つも実行されていない場合は、次のコマンドを入力してデーモンをいくつか起動します。
# vxiod set no_of_daemons
デーモンの数は 1 個から 16 個です。 システム内の各 CPU で vxiod デーモンを少なくとも 1 つ実行することをお勧めします。
詳しくは、vxiod(1M) マニュアルページを参照してください。