NetBackup™ for Nutanix AHV 管理者ガイド
- 概要
- Nutanix AHV 管理者の RBAC の役割
- AHV クラスタの管理
- マルウェアのスキャン
- クレデンシャルの管理
- インスタントアクセス
- AHV 仮想マシンの保護
- AHV 仮想マシンのリカバリ
- Nutanix クラウドクラスタ (NC2) の保護
- AHV の操作のトラブルシューティング
- AHV の API とコマンドラインオプション
VPC 内の AHV VM の保護
NetBackup 10.2 のリリースでは、Nutanix Prism Central Server 内の仮想プライベートネットワークでホストされている仮想マシンを保護できます。NetBackup は、構成済みの Nutanix Prism Central を使用して、次の VM の属性も保護します。
プロジェクト: 要件の共通セットまたは共通の構造と機能を持つユーザーのセット。プロジェクトは、リソース使用状況を管理するためのユーザー役割の論理グループを提供します。
関連付けられたカテゴリ: カテゴリは、エンティティをキー値ペアにグループ化したものです。通常、新しいエンティティは、いくつかの基準に基づいてカテゴリに割り当てられます。ポリシーは、特定のカテゴリ値を割り当てられた (グループ化された) エンティティに関連付けることができます。
VPC ネットワーク属性: VPC 内の VM に割り当てられたプライマリ IP とセカンダリ IP。
プロジェクトの所有者: CALM が Nutanix Prism Central 内に共同配備されているプロジェクトのユーザーまたは所有者。
VPC で VM を保護するには
- Nutanix Prism Central を構成します。
メモ:
構成済みのクラスタの場合、NetBackup は、[Prism Central を使用 (Use Prism Central)]チェックボックスにチェックマークが付いている場合にのみ、Nutanix Prism Central を使用して VM の追加属性を保護します。
新しい Nutanix Prism Central の追加を参照してください。
- [Prism Central を使用 (Use Prism Central)]チェックボックスにチェックマークを付けて、NetBackup 内のすべての Nutanix AHV クラスタを追加します。
AHV クラスタの追加または参照を参照してください。
- VM の保護について詳しくは、次のセクションを参照してください。
保護計画を使用した AHV VM またはインテリジェント VM グループの保護を参照してください。
メモ:
保護計画で[自動 (Automatic)]オプションを選択して、バックアップに使用するサーバーまたはホストを選択し、ストレージユニットが 10.2 より前の NetBackup メディアサーバーに関連付けられているとします。その場合、バックアップジョブはバックアップホストとして古いメディアサーバーを使用する場合があります。
この場合、バックアップジョブは Nutanix Prism の中央属性を保護せずに完了します。