NetBackup™ for Nutanix AHV 管理者ガイド
- 概要
- Nutanix AHV 管理者の RBAC の役割
- AHV クラスタの管理
- マルウェアのスキャン
- クレデンシャルの管理
- インスタントアクセス
- AHV 仮想マシンの保護
- AHV 仮想マシンのリカバリ
- Nutanix クラウドクラスタ (NC2) の保護
- AHV の操作のトラブルシューティング
- AHV の API とコマンドラインオプション
インスタントアクセス Build Your Own (BYO) の前提条件
前提条件 (新規インストールとアップグレード):
NetBackup Appliance オペレーティングシステムと同じバージョンの Red Hat Enterprise Linux 7.6 以降を搭載した BYO ストレージサーバー。
Docker/Podman がインストールされている BYO ストレージサーバー。
Docker/Podman バージョンは、対応する正式な RHEL バージョンのリリースに存在するものと同じである必要があります。これは、対応する RHEL yum ソース (RHEL extra) からインストールする必要があります。
Docker/Podman アプリケーションが環境パスに含まれている。
NFS サービスがインストールされている BYO ストレージサーバー。
NGINX バージョンがインストールされている BYO ストレージサーバー。
NGINX バージョンは、対応する正式な RHEL バージョンのリリースに存在するものと同じである必要があります。対応する RHEL yum ソース (epel) からインストールする必要があります。
policycoreutils と policycoreutils-python パッケージが同じ RHEL yum ソース (RHEL サーバー) からインストールされていることを確認し、次のコマンドを実行します。
semanage port -a -t http_port_t -p tcp 10087
setsebool -P httpd_can_network_connect 1
ストレージサーバーの /mnt フォルダが、どのマウントポイントによっても直接マウントされていないことを確認します。マウントポイントはそのサブフォルダに対してマウントされる必要があります。
次のコマンドを使用して、selinux の logrotate 権限を有効にします。
semanage permissive -a logrotate_t
BYO の場合、Docker/Podman コンテナは VMDK ファイルの参照に使用されます。コンテナに関連するデータは
/var/lib/
に格納され、20 GB 以上の空き容量が必要です。