NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.2 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.2 の特長
- サポート対象の製品バージョン
- Veritas Flex Appliance Data Collector ポリシーの強化
- ドメインレベルでのライセンス資格
- csv ファイルを使用したサブスクリプション属性の一括ロード
- SLP ジョブの詳細の精査で、イメージの状態が NOT_STARTED である SLP ジョブを収集
- [請求レポートと使用状況レポート]セクションに新しいフロントエンドテラバイト (FETB) レポート
- セキュリティの脆弱性を避けるため aptare_ro ユーザーの権限を削減
- 新しい VM レポート
- Azure サブスクリプションコストアラートルール
- 新しいシステム属性
- デジタル署名されたテンプレートのみのエクスポート/インポートをサポートするポータル
- 新しい Azure 日次使用状況および予測レポート
- プライマリサーバー、メディアサーバー、クライアントにあるインストール済み EEB のレポート (パッチ 11.2.02)
- [Data Domain MTree の概略 (Data Domain MTree Summary)]の列ヘッダーおよびフォーマッタの変更 (パッチ 11.2.02)
- Kerberos を使用した Oracle RO プロキシユーザーのサポート (パッチ 11.2.03)
- Hitachi Vantara レポートの機能拡張 (パッチ 11.1.10 以降)
- Brocade スイッチ Data Collector のクレデンシャルの上書き (パッチ 11.2.04)
- [Hitachi Vantara ストレージ別容量 (Hitachi Vantara Capacity By Storage)]レポート (パッチ 11.2.06)
- NEC Storage HS (HYDRASTOR) Data Collector ポリシー (パッチ 11.2.08)
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題と最適化
ポータルインストールのメモリ要件
新規ポータルインストールの場合、最小サーバーメモリ要件は 32 GB です。Oracle Database には、最低 24 GB のメモリが必要です。ポータルサーバーで十分なメモリリソースが利用できない場合、ポータルのインストールは失敗します。
ポータルインストールソフトウェアは、次のリソースをチェックします。
物理メモリの合計 (物理 + 仮想) は 24 GB を超える必要があります。これを超えていないと、Oracle は起動に失敗します。ポータルサーバーに物理メモリを追加します。[Windows と Linux OS]
Windows の仮想メモリは 24 GB 以上である必要があります。これより少ないと、Oracle は起動に失敗します。必要に応じて仮想メモリのサイズを増やします (Windows キーを押し、[システム]、[システムの詳細設定]、[詳細設定]タブ、[設定]、[詳細設定]タブ、[変更]の順にクリック)。[Windows のみ]
一時ファイルシステム (tmpfs) メモリの合計は、24 GB 以上である必要があります。これより少ないと、Oracle は起動に失敗します。通常は /etc/fstab にある tmpfs のサイズを増やします。[Linux OS のみ]
共有メモリ (kernel.shmmax パラメータ) は 12 GB 以上である必要があります。これより少ないと、Oracle は起動に失敗します。通常 /etc/sysctl.conf で shmmax パラメータの値を増やします。shmmax パラメータの値を増やした後で、sysctl -p を実行します。[Linux OS のみ]
16 GB 以上のスワップ領域を作成する必要があります。[Linux OS のみ]
ポータルのインストールとアップグレードの手順については、それぞれの『NetBackup IT Analytics インストールとアップグレードガイド』で、次のセクションを参照してください。
Windows: 「Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール」と「Windows での NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレード」
Linux: 「Linux サーバーでの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール」と「Linux での NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレード」