NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.2 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.2 の特長
- サポート対象の製品バージョン
- Veritas Flex Appliance Data Collector ポリシーの強化
- ドメインレベルでのライセンス資格
- csv ファイルを使用したサブスクリプション属性の一括ロード
- SLP ジョブの詳細の精査で、イメージの状態が NOT_STARTED である SLP ジョブを収集
- [請求レポートと使用状況レポート]セクションに新しいフロントエンドテラバイト (FETB) レポート
- セキュリティの脆弱性を避けるため aptare_ro ユーザーの権限を削減
- 新しい VM レポート
- Azure サブスクリプションコストアラートルール
- 新しいシステム属性
- デジタル署名されたテンプレートのみのエクスポート/インポートをサポートするポータル
- 新しい Azure 日次使用状況および予測レポート
- プライマリサーバー、メディアサーバー、クライアントにあるインストール済み EEB のレポート (パッチ 11.2.02)
- [Data Domain MTree の概略 (Data Domain MTree Summary)]の列ヘッダーおよびフォーマッタの変更 (パッチ 11.2.02)
- Kerberos を使用した Oracle RO プロキシユーザーのサポート (パッチ 11.2.03)
- Hitachi Vantara レポートの機能拡張 (パッチ 11.1.10 以降)
- Brocade スイッチ Data Collector のクレデンシャルの上書き (パッチ 11.2.04)
- [Hitachi Vantara ストレージ別容量 (Hitachi Vantara Capacity By Storage)]レポート (パッチ 11.2.06)
- NEC Storage HS (HYDRASTOR) Data Collector ポリシー (パッチ 11.2.08)
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題と最適化
既知の問題
このリリースには、次の既知の問題があります。
表: NetBackup IT Analytics 11.2 の既知の問題
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問題番号 |
説明 |
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SC-43138 |
Veritas Flex Appliance ポリシーのパフォーマンス統計の精査では、ノードディスク統計の詳細を収集できません。これは、Flex Appliance の /metric/federate API の応答で node_disk_% メトリックが一時的に制限されているためです。 |
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SC-31736 |
File Analytics は、ホストの File Analytics ポリシーまたは NetBackup File Analytics ポリシーのいずれかを介して有効にできます。同じホストに対して両方を有効にすると、レポートに表示されるデータが不正確になります。 そのため、特定のホストに対して File Analytics を構成する場合は、1 つのポリシーのみで構成してください。また、可能な限り NetBackup File Analytics ポリシーを使用してください。 |
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SC-31099 |
Hyper-V インテリジェントポリシーの場合、Veritas Backup Manager が戻すクライアント名は、Hyper-V 仮想マシンのプライマリ VM 識別子にかかわらず、常に VM UUID です。このため、ファイルメタデータの収集でエラーが発生します。また、この動作により、IT Analytics はこのようなクライアントの一部またはすべてが保護されていないと報告します。 |
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SC-31525 |
Linux ホストにインストールされている NetBackup IT Analytics ポータルでは、ホストの root ディレクトリに同じ名前のフォルダが 2 つ以上存在する場合、無効なデータの増加例外がログに記録されます。たとえば、フォルダ名が /boot と /BOOT で両方の名前の大文字と小文字が異なる場合でも、例外が記録されます。 サブフォルダレベルで同一のフォルダ名が見つかった場合、例外はログに記録されません。 |
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SC-32319 |
File Analytics 収集状態レポートで、[現在の収集 (Current Collection)]と[前回の収集 (Previous Collection)]の両方に同じ[ファイル数 (File Count)]の値が表示されます。 |
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21948 |
VMware 収集の checkinstall を実行すると、エラーメッセージにエラーの原因が正確に反映されないことがあります。コレクタのログを調べて、エラーの実際の原因を確認します。 |
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SC-40668 |
Foundation ライセンスを持つ NetBackup IT Analytics ポータルでは、[管理 (Admin)]タブの[HostGroups]メニューに Veritas NetBackup と関連のないホストグループが表示されます。 NetBackup 以外のホストグループは無視できます。 |
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SC-41008 |
ライセンスが期限切れになると、ライセンスレポートの消費済みの数が正しい値を示さない場合があります。 |
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SC-38719 |
レポートで、データによっては一部の棒が小さくまたは細くなります。レポートをエクスポートすると、グラフ画像の幅はさらに狭くなり、小さい棒は表示されません。 |
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SC-46106 |
1 つの Infinidat InfiniGuard Data Collector ポリシーに複数のアレイが構成されている場合は、オンデマンド収集の実行中に、すべてのアレイとすべての精査を選択する必要があります。これにより、すべてのアレイに対するすべての精査のスケジュール設定された収集が正常に完了した後で解決される、データの一時的な複製を回避します。 |
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SC-48735 |
精査のデータ収集が警告で終わることがあります。この問題は、Flex Appliance のログアウト操作で確認され、応答コード 502 Bad Gateway で失敗することがあります。データ収集後に実行されるログアウト操作であるため、精査の収集には影響せず、収集状態は警告として表示されます。 |
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SC-50472 |
NetBackup データエクスポータで、Windows および Linux システム上における NetBackup 10.2 の DB ファイル統計情報とホスト証明書に関連するデータの収集に失敗します。 |
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SC-50505 |
NetBackup データエクスポータで、Linux システム上における NetBackup プライマリの JKS 証明書に関連するデータの収集に失敗します。 |