NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.2 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.2 の特長
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題と最適化
11.2.02 パッチリリースノート
パッチリリースには、以前の 11.2.xx と 11.1.xx の修正パッチがすべて含まれています。
このリリースには次の変更点が含まれています。
このリリースには該当しません。
このリリースには該当しません。
このリリースには該当しません。
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-49712 |
[インベントリ (Inventory)]および[システムの健全性チェック (System Health Check)]レポートのロードの問題を解決しました。NetBackup IT Analytics にマルチバイト文字のエラーメッセージが表示されていました。 |
SC-50549 |
[組織レベルごとの Azure 日次使用状況の将来予測 (Azure Daily Usage Future Forecast by Org Level]レポートの問題を解決しました。ユーザーがレポートで表示された値の上にマウスポインタを置いたときに、[サブスクリプション数 (#Subscription)]列のツールのヒントに不適切な詳細が表示されていました。 |
SC-51255 |
NetBackup IT Analytics のレポートの機能が拡張され、ユーザーがオブジェクトへのアクセス権を持っているかどうかを確認できるようになりました。ユーザーに権限がない場合、ドリルダウン機能は無効になります。 |
SC-51281 |
[システムの健全性チェック (System Health Check)]レポートにある[大きさが上位 50 件のテーブル (Top 50 Largest Tables)]の機能が強化され、インデックス付きの整理されたテーブル APS_LUN_PERFORM_LOG が含まれるようになりました。レポートには、[テーブル名 (Table Name)]、[行数 (Number of Rows)]、[割り当て済み領域 (Allocated Space)]、および[使用済み領域 (Used Space)]列が表示されます。 |
SC-51743 |
[データ保護ダッシュボード (Data protection dashboard)]レポートの問題を解決しました。レポートを生成するために選択した時間枠に関係なく、NetBackup IT Analytics に「今日のメッセージ過去 24 時間に次のソースでバックアップまたはリストアが失敗しました。(Message of the day The following sources have failed backups or restores in the last 24 hrs)」が表示されていました。 |
SC-51836 |
[インベントリ (Inventory)]モジュールの[スイッチ (Switch)]にある[SAN ファブリックの概略 (SAN Fabric Summary)]レポートの問題を解決しました。ユーザーがレポートの[スイッチ数 (# of Switches)]列のハイパーリンクが付けられた値をクリックすると、NetBackup IT Analytics にエラーメッセージが表示されていました。 |
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-48978 |
NetBackup IT Analytics の機能が拡張され、容量およびファブリックサブシステムのパフォーマンスメトリックテーブルのデータの集計がサポートされるようになりました。 詳しくは、『NetBackup IT Analytics システム管理者ガイド』の「SDK データベースオブジェクトのデータ保持期間」にある「データの集計」セクションを参照してください。 |
SC-50324 |
SQL テンプレートデザイナーの機能が拡張され、カンマ区切り形式で値を表示できるようになりました。[フィールドフォーマッタ (Field Formatter)]ドロップダウンで、[カンマ区切り値 (Comma Separated Values)]オプションがサポートされるようになりました。 メモ: 詳しくは、『NetBackup IT Analytics ユーザーガイド』の「SQL テンプレートデザイナーの操作」にある「SQL テンプレート出力のフォーマット」セクションを参照してください。 |
SC-50330 |
Dell EMC Unity ストレージアレイのデータ収集エラーメッセージの問題を解決しました。論理ユニット番号 (LUN) が設定されていないと、データの収集に失敗していました。 |
SC-50778 |
[NetBackup ポリシークライアント (NetBackup Policy Client)]および[ジョブの詳細 (Job Details)]精査の問題を解決しました。NetBackup IT Analytics に「ORA-12899: 列の値が大きすぎます (ORA-12899: value too large for column)」というエラーメッセージが表示されていました。 |
SC-50782 |
NetBackup IT Analytics の機能が拡張され、[インベントリ (Inventory)]モジュールの認証属性の詳細レベルの権限セキュリティがホスト型サーバーまで拡張されるようになりました。 |
SC-50829 |
[収集状態 (Collection Status)]および[収集の管理 (Collection Administration)]ページのページの更新が遅い問題を解決しました。 |
SC-50838 |
NetBackup IT Analytics でのオブジェクトのアクセスの問題を解決しました。ユーザーがアレイまたはスイッチなどのオブジェクトにアクセスできる場合は、そのアレイまたはスイッチの下にある子オブジェクトまたはサブオブジェクト、LUN またはポートにもアクセスすることができます。 |
SC-50931 |
[Brocade スイッチの詳細 (Brocade Switch Details)]精査の問題を解決しました。NetBackup IT Analytics に trunkshow 出力に関するエラーが表示されていました。 |
SC-51040 |
グローバル検索の実行中にエラーが発生した場合の Foundation ユーザーの問題を解決しました。 |
SC-51104 |
[Veritas NetBackup Data Collector ポリシー (Veritas NetBackup Data Collector Policy)]ダイアログボックスの[イベント通知 (Event Notification)]フィールドの緑色の「ヘルプ (Help)」のテキストが変更されました。 |
SC-51166 |
シリアル番号と IP アドレスがデータベースに保持されない Dell EMC Unity ストレージアレイの問題を解決しました。 |
SC-51172 |
エクスポータの問題を解決しました。nbdb_unload ユーティリティが変更され、*.dat ファイルではなく、*.sql ファイルのみが作成されるようになりました。この問題のため、NetBackup データの収集に失敗していました。 |
SC-51178 |
NetBackup IT Analytics の問題を解決しました。5000000 TB の範囲など、大量の新しいライセンスをインストールすると、ポータルに数値オーバーフローのエラーメッセージが表示されていました。 |
SC-51212 |
[HIAA アレイパフォーマンス (HIAA Array Performance)]精査の問題を解決しました。データを収集するよう精査がスケジュールされている場合に収集できるデータがないと、データ抽出時に NetBackup IT Analytics に Null ポインタの例外のエラーメッセージが表示されます。 |
SC-51230 |
[インベントリ (Inventory)]モジュールの[アレイ (Arrays)]の問題を解決しました。ユーザーが[アレイ (Arrays)]をクリックすると、NetBackup IT Analytics に 「重複する行が見つかりました (Duplicate row found)」というエラーメッセージが表示されていました。 |
SC-51257 |
RN: [アラート通知 (Alert Notification)]の機能が拡張され、ユーザーが複数のアラートを選択して、[アラート通知 (Alert Notification)]に追加できるようになりました。 メモ: 詳しくは、『NetBackup IT Analytics ユーザーガイド』の「アラートの設定」の「アラートポリシーの管理」の「アラートポリシーの追加または編集」にある「アラートルールの選択」セクションを参照してください。 |
SC-51303 |
[HP 3PAR 健全性チェック (HP 3PAR Health Check)]精査の問題を解決しました。タイムゾーンの形式が欠落していたため、エラーメッセージ DateTimeParseException が表示されていました。 |
SC-51304 |
IBM Spectrum Protect (TSM) データコレクタの[ストレージプールの詳細 (Storage Pool Details)]精査の問題を解決しました。TSM の[ストレージプールの詳細 (Storage Pool Details)]精査が停止し、「データベースへのデータの保存に失敗しました (Fail to storage the data in the database)」という警告メッセージが表示されていました。 |
SC-51426 |
[インベントリ (Inventory)]モジュールの機能が拡張され、Azure Storage アカウントへの属性の割り当てがサポートされるようになりました。 |
SC-51427 |
[インベントリ (Inventory)]モジュールの機能が拡張され、Azure 仮想マシンへの属性の割り当てがサポートされるようになりました。 |
SC-51429 |
[インベントリ (Inventory)]モジュールの機能が拡張され、AWS S3 バケットへの属性の割り当てがサポートされるようになりました。 |
SC-51517 |
NetBackup IT Analytics の機能が拡張され、すべてのモデルについて Flex v3.0 の ITA Flex Appliance ポリシーがサポートされるようになりました。 メモ: Flex v3.0 では、ユーザーあたりのアクティブなセッションが 10 セッションに制限されていました。ベリタスでは、ITA Flex Appliances ポリシーに専門ユーザーを作成し、それらのクレデンシャルを使用してデータを収集することをお勧めします。 詳しくは、『Capacity Manager 向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド』の「Veritas Flex Appliance のインストール前の設定」の「Veritas Flex Appliance ポリシーの追加」セクションを参照してください。 |
SC-51681 |
Hitachi Vantara All-flash および Hybrid Flash Storage コネクタの[HIAA]精査の機能が拡張され、ストレージプールパフォーマンスのデータが収集されて sdk_v_hvfs_storagepoolperformance テーブルに保持されるようになりました。 |
SC-51718 |
[Inventory (インベントリ)]モジュールの[ホスト (Hosts)]にある[オブジェクトへの属性値の割り当て (Assign Attributes Values to Objects)]ダイアログボックスの問題を解決しました。 ユーザーが異なる属性値を持つ複数のオブジェクトに対して属性を設定すると、NetBackup IT Analytics にエラーメッセージが表示されていました。 |
SC-51773 |
Brocadeの問題を解決しました。Brocade データの収集では、ファブリック内のすべてのスイッチのデータが収集されていませんでした。 |
SC-51778 |
データベースで個々の仮想マシンバックアップに関連付けられた Commvault タスクの値が保持される問題を解決しました。NetBackup IT Analytics に「ORA-01438: CMV VM ジョブに一意のキーを挿入しようとしたときに、この列に許可されている指定された精度を値が上回っています (ORA-01438: value larger than specified precision allowed for this column when attempting to insert unique key for CMV VM jobs)」というエラーメッセージが表示されていました。この問題を解決するために、APT_TICKET テーブルの列 OBJECT_ID フィールドが変更されました。 |
SC-51851 |
NetBackup IT Analytics の機能が拡張され、手動で再起動されたバックアップジョブが NetBackup で保持されるようになりました。ジョブの詳細は、データベースに保持されます。 |
SC-51871 |
ランサムウェアデータの項目のスケジュールが強化され、週に一度、日曜日の午前 0 時に更新されるようになりました。必要に応じて、ユーザーが手動で更新できます。 |