検索クエリーを入力してください
<book_title> を検索 ...
NetBackup IT Analytics リリースノート
Last Published:
2024-03-18
Product(s):
NetBackup IT Analytics (11.2)
- はじめに
- バージョン 11.2 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.2 の特長
- サポート対象の製品バージョン
- Veritas Flex Appliance Data Collector ポリシーの強化
- ドメインレベルでのライセンス資格
- csv ファイルを使用したサブスクリプション属性の一括ロード
- SLP ジョブの詳細の精査で、イメージの状態が NOT_STARTED である SLP ジョブを収集
- [請求レポートと使用状況レポート]セクションに新しいフロントエンドテラバイト (FETB) レポート
- セキュリティの脆弱性を避けるため aptare_ro ユーザーの権限を削減
- 新しい VM レポート
- Azure サブスクリプションコストアラートルール
- 新しいシステム属性
- デジタル署名されたテンプレートのみのエクスポート/インポートをサポートするポータル
- 新しい Azure 日次使用状況および予測レポート
- プライマリサーバー、メディアサーバー、クライアントにあるインストール済み EEB のレポート (パッチ 11.2.02)
- [Data Domain MTree の概略 (Data Domain MTree Summary)]の列ヘッダーおよびフォーマッタの変更 (パッチ 11.2.02)
- Kerberos を使用した Oracle RO プロキシユーザーのサポート (パッチ 11.2.03)
- Hitachi Vantara レポートの機能拡張 (パッチ 11.1.10 以降)
- Brocade スイッチ Data Collector のクレデンシャルの上書き (パッチ 11.2.04)
- [Hitachi Vantara ストレージ別容量 (Hitachi Vantara Capacity By Storage)]レポート (パッチ 11.2.06)
- NEC Storage HS (HYDRASTOR) Data Collector ポリシー (パッチ 11.2.08)
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題と最適化
最適化: 大規模な収集のための Linux ファイルハンドル設定のカスタマイズ
特定の環境では、パフォーマンスを向上させるため、または多数のデータ収集ポリシーに対応するために最適化が必要になることがあります。
Linux では、メモリの一部がファイルハンドル用に指定されます。これは、一度に開けるファイル数を決定するために使用されるメカニズムです。デフォルト値は 1024 です。大規模な収集ポリシー環境の場合、コレクタがオープンされたファイルハンドル制限を超えないように、この数を 8192 まで増やす必要がある場合があります。大規模環境とは、20 個以上の TSM インスタンスや 20 台以上の一意のアレイなど、20 以上のサブシステムから収集するコレクタとして位置付けられます。
ファイルハンドルの数を変更するには、次の手順を実行します。
Linux データコレクタサーバーで、/etc/security/limits.conf を編集し、ファイルの最後に次の行を追加します。
root soft nofile 8192 root hard nofile 8192
一度ログアウトし、root として再度ログインし、次のコマンドを実行してすべての値が 8192 に設定されていることを確認します。
ulimit -n ulimit -Hn ulimit -Sn
データコレクタを再起動します。