NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.0 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.0 の特長
- サポート対象の製品バージョン
- 製品名の変更と UI の改善
- Foundation - 新しいライセンス SKU
- NetApp Cluster-Mode Data Collector ポリシーの機能強化
- Linux で systemctl を使用するための Oracle サービスと NetBackup IT Analytics サービスの拡張
- [ホストの検出と収集 (Host Discovery and Collection)]ビューの機能強化
- Windows 用 Oracle 19c Database アプリケーションバイナリの新しいインストーラ
- オンデマンドのリアルタイムログ
- オンデマンド収集のデバッグログの有効化
- テーブル形式のレポートのグラフとしての表示 (およびその逆)
- カスタムヘッダーとフッターのレポートとダッシュボードへの追加
- Google Cloud Platform のデータ収集ポリシー
- NetBackup 保護計画のサポート
- NetBackup の FETB 収集のサポート
- 分析とアラートによる異常検出
- レポートによるイベント監査ログ
- [NetBackup ホスト証明書 (NetBackup Host Certificates)]レポートとアラート
- NetBackup 非ホスト証明書の有効期限レポートとアラート
- レポートベースのアラートの Syslog 通知
- 共有サービスとしての Oracle Database バイナリのサポート
- Quebec および San Diego リリースでの IT Analytics ServiceNow App の認定
- バックアップサーバーにのみレポートのスコープを適用
- log4j 脆弱性への対策
- Docker イメージとして配備された Veritas NetBackup のサポート
- NetBackup IT Analytics Exporter
- コンテナを使用した Data Collector のインストール
- インテリジェントアラート
- VMware Data Collector ポリシーによる vSAN の詳細の収集
- SNMP トラップを受信するための Brocade Switch Data Collector ポリシーの強化
- Compute Resources Data Collector ポリシー
- Veritas NetBackup Data Collector ポリシーのリソースの監視の精査
- 「NetBackup ログイン試行の失敗」アラートルール
- IT Analytics ポータルから NetBackup Web UI を開く - (パッチ 2)
- [処理 (Actions)]メニューからのレポート統計の表示
- 対象となるユーザー操作が拡張されたイベント監査 - (パッチ 1)
- 製品またはベンダーによる Hitachi Vantara の[アレイの容量と使用状況 (Array Capacity & Utilization)]レポートのデータ変更 - (v11.0 Patch4)
- csv ファイルを使用したポート属性の一括ロード
- EMC Avamar 包含リストと除外リストの機能強化 - (パッチ 2)
- EMC Avamar データ収集とレポートの機能強化 - (パッチ 2)
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題、最適化、およびライフサイクル終了 (EOL)
11.0.02 パッチリリースノート
11.0.02 パッチリリースには、10.6、11.0 から 10.5.00 P14 までの修正パッチがすべて含まれています。
このリリースには次の変更点が含まれています。
表: 機能強化および解決済みの問題
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問題番号 |
説明 |
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SC-42958 |
Capacity Manager モジュールのスコープセレクタを使用する Hitachi Vantara All Flash アレイの問題を解決しました。NetBackup IT Analytics に、Hitachi Vantara All-Flash アレイと Hybrid Flash Storage アレイの[製品名 (Product Name)]と[アレイファミリー (Array Families)]が表示されるようになりました。 |
このリリースには該当しません。
表: 機能強化および解決済みの問題
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問題番号 |
説明 |
|---|---|
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SC-31225 |
Avamar Virtual Edition の[ユーティリティノードの詳細 (Utility Node Details)]精査の成功状態を報告するように、EMC Avamar の収集機能が強化されました。[ユーティリティノードの詳細 (Utility Node Details)]精査は正常に実行されますが、コマンド (/avsys/bin/avsysreport chassis-info) がサポートされていないため、データは収集されません。そのためポータルには、収集状態の詳細に関する情報メッセージが表示されます。 |
このリリースには該当しません。
表: 機能強化および解決済みの問題
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問題番号 |
説明 |
|---|---|
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SC-38555 |
パージの一環として、NetBackup IT Analytics は[NetBackup 保持レベルの履歴日数 (NetBackup retention Level History days)] ( [管理者 (Admin)]、[システム設定 (System Configuration)]、[データ保持 (Data Retention)]の順に選択) で指定されたパラメータに基づいて apt_nbu_ret_level_log からデータをパージします。 メモ: デフォルトのパラメータは 30 日です。 |
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SC-41085 |
Windows と Linux OS で Apache Tomcat Java サーブレットエンジンバージョン 9.0.56 をサポートするように、NetBackup IT Analytics の機能が強化されました。 メモ: 詳しくは、サポート対象の製品バージョンを参照してください。 |
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SC-42035 |
MIB (Management Information Base) の SNMP (Simple Network Management Protocol) アラート機能が強化されました。 メモ: 詳しくは、『NetBackup IT Analytics システム管理者ガイド』の「SNMP トラップアラート」を参照してください。 |
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SC-43004 |
NetBackup REST API の実行中にポータルで接続タイムアウトエラーが表示される問題を解決しました。 |
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SC-43188 |
所有者フィールドにバックスラッシュ記号「\」が付いている場合、つまり所有者がドメインユーザーの場合に、ユーザーファイルのエクスポートが機能しない問題を解決しました。 |
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SC-43200 |
File Analytics モジュールの[所有者別使用状況 (Usage by Owner)]レポートにおけるエクスポートオプションの問題を解決しました。レポートのエクスポート中、NetBackup IT Analytics でエラーが表示され、エクスポートに失敗していました。 |
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SC-43373 |
FLD-3PAR-v800 ストレージアレイの問題を解決しました。NetBackup IT Analytics では、[アレイの使用状況の概略 (Array Utilization Summary)]レポートと[アレイの容量と使用状況 (Array Capacity & Utilization)]レポートに間違ったデータが表示されていました。 |
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SC-43444 |
ホスト名の文字列サイズがデータベース内の割り当て文字列サイズを超えると、NetBackup IT Analytics でエラーメッセージが表示されていたホスト名の問題を解決しました。 |
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SC-43859 |
NetBackup IT Analytics ポータルが強化され、ポータル内から NetBackup Web UI を起動できるようになりました。 メモ: 詳しくは、IT Analytics ポータルから NetBackup Web UI を開く - (パッチ 2)を参照してください。 |
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SC-44082 |
ポータルのアップグレード中の問題を解決しました。ポータルのアップグレード中に大きいログファイルが生成され、アップグレードに長い時間がかかっていました。Linux および Windows オペレーティングシステムでの場所を次に示します。
上記の場所にあるログファイルは、アップグレードプロセスのパフォーマンス向上のため、ポータルのアップグレード中に削除されます。 メモ: 必要に応じて、ポータルをアップグレードする前に、上記のファイルのコピーを作成してください。 |