NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.0 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.0 の特長
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題、最適化、およびライフサイクル終了 (EOL)
11.0.06 パッチリリースノート
11.0.06 パッチリリースには、11.0 から 10.5.00 P14 までの修正パッチがすべて含まれています。
このリリースには次の変更点が含まれています。
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-46259 |
Hitachi Ops Center Configuration Manager REST API に機能拡張が導入されました。REST API は、Hitachi アレイから追加のデータポイントを収集します。 収集されたデータポイントのデータは、現在どのレポートにも表示されませんが、カスタム RTD で使用できます。 収集される追加のデータポイントは次のとおりです。
メモ: これらのデータポイントは、Hitachi Ops Center Configuration Manager REST API を使用して精査されたすべての Hitachi アレイについて収集されます。 |
このリリースには該当しません。
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-43968 |
Veeam システムを使用する VMware 環境からのデータ収集の問題を解決しました。VMware 環境のホスト ID の値が Veeam システムにマップされます。ただし、ホスト ID の値が見つからない場合は、「DP_SEARCH_HOST_FOR_VM_OBJ_ON」パラメータを使用して新しいホストエントリが作成され、データ収集時にマッピングされます。 |
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-43996 |
16 時間を超えて実行されていた NetBackup ジョブの詳細に関する問題を解決しました。この問題は、ポーリング日付ログレコードの「ENABLE_MINUS_T_OPTION」パラメータが原因で発生していました。 |
SC-45782 |
NetBackup の「/licensing/capacity」REST API の出力に複数の文字列が表示される場合に、バックアップ ID の値が保持される問題を解決しました。 |
SC-46020 |
[アレイの容量と使用状況 (Array Capacity & Utilization)]レポートに、機能拡張が導入されました。[プールの概略 (Pool Summary)]列と[ボリューム/LUN の概略 (Volume/LUN Summary)]列の値が、次の行のハイパーリンクとして表示されるようになりました。
ハイパーリンクをクリックすると、NetBackup IT Analytics に新しい [Hitachi Vantara LUN の使用状況の概略 (Hitachi Vantara Lun Utilization Summary)]レポートが表示されます。 メモ: 詳しくは、『レポートリファレンスガイド』の「アレイの容量と使用状況レポート」で「アレイの容量と使用状況 - (Hitachi Vantara All-Flash および Hybrid Flash Storage)」セクションを参照してください。 |
SC-46325 |
[ジョブの概略 (Job Summary)]レポートが拡張され、親ポリシーの子ポリシーが表示されるようになりました。当初は、[ポリシー (Policy)]列に親ポリシーのみが表示されていました。現在は、子ポリシーの詳細を表示する新しい[ライフサイクルポリシー (Lifecycle Policy)]列が追加されています。 |
SC-46405 |
ポータルで ONTAP バージョンを更新できなかった NetApp クラスタの問題を解決しました。 |
SC-46449 |
データベースの整合性の制約によってパージ処理がブロックされる VMware の問題を解決しました。 |
SC-46523 |
VMware データ収集の問題を解決しました。NetBackup IT Analytics で、30 GB を超える Oracle のトレースファイルが検出されていました。これらのトレースファイルを削除するときにデッドロックが発生していました。 |
SC-46795 |
RTD テンプレートの問題を解決しました。表示設定を横積み上げ棒グラフに変更するとエラーが表示され、グラフに正しい値が表示されていませんでした。 |
SC-46969 |
Hitachi HCP の問題を解決しました。S シリーズストレージの合計容量と使用済み容量がキャプチャされ、プライマリストレージの詳細とともに利用可能な合計容量に表示されるようになりました。S シリーズストレージとプライマリストレージの容量の詳細を別々に表示するように、RTD レポートを作成できます。S シリーズストレージのノードレベルの容量の詳細は表示できません。 |