Veritas NetBackup™ for Nutanix Acropolis Hypervisor (AHV) 管理者ガイド
NetBackup 用の Nutanix Acropolis クラスタのクレデンシャルの追加
Acropolis クラスタにアクセスするためのクレデンシャルを NetBackup マスターサーバーに追加する必要があります。これを行うための 2 つのオプションがあります。
バックアップホストは、Acropolis クラスタにアクセスする必要があります。Acropolis クラスタにアクセスするには、バックアップホストがクラスタのクレデンシャルを取得する必要があります。そのため、バックアップホストは、これらのクレデンシャルを取得するために NetBackup マスターサーバーと通信します。
NetBackup 管理コンソールを使用して Acropolis クラスタのクレデンシャルを追加するには
- NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[メディアおよびデバイスの管理]ノードをクリックします。
- [クレデンシャル]ノードをクリックして、[仮想マシンサーバー]オプションを表示します。
- [仮想マシンサーバー]を右クリックし、[新しい仮想マシンサーバー...]を選択します。
- [新しい仮想マシンサーバー]ダイアログボックスで、サーバーの名前を入力します。[OK]をクリックします。
- [新しい仮想マシンサーバー - <server_name>]ダイアログボックスの[クレデンシャル]ペインで、次を実行します。
[仮想マシンサーバー形式]ドロップダウンリストから、[Nutanix Acropolis クラスタ]を選択します。
[ユーザー名]フィールドに、Nutanix Acropolis クラスタにアクセスするためのユーザー名を入力します。
[パスワード]フィールドに、Nutanix Acropolis クラスタにアクセスするためのパスワードを入力します。
無効または不正なクレデンシャルを指定すると、アクティビティモニターには次の状態コードが表示される場合があります。
状態コード: 6629: 操作を完了できません。ユーザーまたはサーバーの認可に失敗しました。
[バックアップホストを使用した検証]と[ポート番号を使用して接続]オプションは、Nutanix Acropolis クラスタには利用できません。
メモ:
Nutanix Acropolis クラスタのデフォルトのポート番号は 9440 です。ただし、このポート番号を変更するプロビジョニングは、tpconfig コマンドを使用してコマンドラインインターフェースからのみ利用できます。
Nutanix Acropolis クラスタでの tpconfig の使用については、NetBackup コマンドラインインターフェースを使用して Acropolis クラスタのクレデンシャルを追加するにはを参照してください。
- 変更を保存するには、[OK]をクリックします。
コマンドラインインターフェースを使用して Acropolis クラスタのクレデンシャルを追加することもできます。
NetBackup コマンドラインインターフェースを使用して Acropolis クラスタのクレデンシャルを追加するには
- 次のディレクトリに移動します。
/usr/openv/volmgr/bin/
- コマンドラインでは、次のコマンドを実行します。
tpconfig -add | -update -virtual_machine virtual_machine_name -vm_user_id user_id -vm_type virtual_machine_type -requiredport IP_port_number [-password password [-key encryption_key]]
例: /usr/openv/volmgr/bin/tpconfig -add -virtual_machine my.virualmachine.com -vm_user_id admin -vm_type 9 -password abc@123
tpconfig コマンドについて詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
NetBackup マスターサーバーへのバックアップホストの追加を参照してください。
Acropolis クラスタアクセスリストへのバックアップホストの追加を参照してください。