Veritas NetBackup™ for Nutanix Acropolis Hypervisor (AHV) 管理者ガイド
注意事項および制限事項
NetBackup for AHV に適用される注意事項と制限事項は次のとおりです。
NetBackup マスターサーバーまたはメディアサーバー、およびバックアップホストの NetBackup クライアントのバージョンには 8.1 以降が必要です。
Veritas はバックアップホストとして NetBackup メディアサーバーを設定することをお勧めします。
バックアップホストのオペレーティングシステムとしては Linux を使用する必要があります。
NetBackup for Nutanix AHV は、各バックアップポリシーに対し、バックアップホストを 1 つだけサポートします。
Nutanix Acropolis クラスタ上で実行するその他のハイパーバイザをバックアップするには、該当するハイパーバイザに固有のバックアップポリシーを使用します。たとえば、Nutanix Acropolis クラスタの VMware ESX をバックアップするには、VMware ポリシーを使用します。同様に、Nutanix Acropolis クラスタの Hyper-V をバックアップするには、Hyper-V ポリシーを使用します。
Acropolis クラスタの BigData ポリシーのバックアップの対象を指定する場合は、次のパラメータを指定します。
Application_Type=Nutanix-AHV
このパラメータの値は固定されており、変更することはできません。
Application_Server=Nutanix Acropolis クラスタの完全修飾ドメイン名
Backup_Host=<完全修飾ドメイン名>
パラメータ名の Application_Type、Application_Server、および Backup_Host は大文字と小文字が区別されません。ただし、それらの値は大文字と小文字が区別されます。
Application_Type、または Application_Server の複数のエントリを指定するときに、最初の有効なエントリのみが考慮され、残りは無視されます。ただし、Backup_Host パラメータの複数のエントリは指定してもサポートされません。
ポリシーの検証は、ポリシー設定ウィザードを使用して作成されたポリシーに対しては行われません。
同じ名前で 2 つ以上の仮想マシンをバックアップすることはできません。各仮想マシンの名前は一意である必要があります。
部分的に成功したバックアップのリストア操作は現在サポートされていません。
NetBackup for AHV は、ボリュームグループが接続されている仮想マシンをバックアップできません。