NetBackup™ ディスクの OpenStorage ソリューションガイド
- ディスクアプライアンスストレージのソリューションの概要
- 配備の計画
- バックアップ用の OpenStorage ディスクプールについて
- OpenStorage ダイレクトテープについて
- ストレージのプロビジョニング
- OpenStorage のライセンス
- NetBackup での OpenStorage の構成
- バックアップ用の OpenStorage ディスクプールの構成
- OpenStorage ストレージユニットの構成
- 同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の構成
- ストレージライフサイクルポリシーの作成
- OpenStorage の管理
- OpenStorage ストレージサーバーの管理
- OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理
- OpenStorage のデータムーバーの管理
- OpenStorage ディスクプールの管理
- OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更
- トラブルシューティング
OpenStorage ディスクプールのプロパティ
OpenStorage ディスクプールのプロパティはディスクプールの目的によって変更できます。次の表に、使用可能なプロパティを示します。
表: OpenStorage ディスクプールのプロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
名前 |
ディスクプールの名前。 |
ストレージサーバー (Storage server) |
ストレージサーバーの名前。 ディスク装置のストレージの場合、ストレージサーバーはディスク装置のホストです。 |
レプリケーションソース (Replication source) |
ディスクプールがレプリケーションのソースであることを示します。 |
レプリケーションターゲット (Replication target) |
ディスクプールがレプリケーションのターゲットであることを示します。 |
ディスクボリューム (Disk volumes) |
ディスク装置のストレージの場合、ディスクプールを構成するディスクボリューム。 |
合計サイズ (Total size) |
ディスクプールで使用できる空き領域の合計。 |
合計最大物理容量 (Total raw size) |
ディスクプールのストレージの raw (未フォーマット) サイズの合計。 ストレージのホストはストレージの最大物理容量を表示する場合としない場合があります。 |
コメント (Comment) |
ディスクプールに関連付けられているコメント。 |
高水準点 (High Water Mark) |
[高水準点 (High water mark)]設定は、次の処理をトリガするしきい値です。
デフォルトは 98% です。 |
低水準点 (Low Water Mark) |
[低水準点 (Low water mark)]は NetBackup がイメージのクリーンアップを停止するしきい値です。 [低水準点 (Low water mark)]設定は、[高水準点 (High water mark)]設定以上にすることはできません。 デフォルトは 80% です。 |
I/O ストリーム数を制限 (Limit I/O streams) |
ディスクプールの各ボリュームの読み書きストリーム (つまり、ジョブ) の数を制限するために選択します。ジョブはバックアップイメージを読み書きすることがあります。デフォルトでは、制限はありません。 制限に達すると、NetBackup は書き込み操作に別のボリュームを (利用可能であれば) 選択します。ボリュームが利用不能な場合、利用可能になるまで NetBackup はジョブをキューに登録します。 ストリームが多すぎると、ディスクスラッシングのためにパフォーマンスが低下することがあります。ディスクスラッシングとは、RAM とハードディスクドライブ間でデータが過度にスワップすることです。ストリームを少なくするとスループットを改善でき、一定の期間に完了するジョブ数を増やすことができます。 |
ボリュームごと (per volume) |
ボリュームあたりの許可する読み書きストリームの数を選択または入力します。 多くの要因が最適なストリーム数に影響します。要因はディスク速度、CPU の速度、メモリ容量などです。 |