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NetBackup™ Web UI クラウドオブジェクトストア管理者ガイド
Last Published:
2023-04-28
Product(s):
NetBackup (10.2)
- 概要
- クラウドオブジェクトストア資産の管理
- クラウドオブジェクトストア資産の保護
- クラウドオブジェクトストア資産のリカバリ
- トラブルシューティング
- 元のバケットリカバリオプションの Web UI を使用したクラウドオブジェクトストアのリカバリが開始されたが、ジョブがエラー 3601 で失敗する
- リカバリジョブが開始しない
- リストアが失敗しました: 「エラー bpbrm (PID=3899) クライアントのリストア 終了状態 40: ネットワーク接続が切断されました (Error bpbrm (PID=3899) client restore EXIT STATUS 40: network connection broken)」
- 既存の場所に上書きした後にアクセス層プロパティがリストアされない
- 複数のタグがある OR クエリーに対する Azure でのアクセラレータ最適化の低下
- バックアップが失敗し、ドット (.) を含む Amazon S3 バケット名で証明書エラーが表示される
- タグキー名または値のいずれかのタグクエリーにスペースが指定されていると、Azure バックアップジョブが失敗します。
- クラウドオブジェクトストアアカウントでエラーが発生した
- ポリシーの選択でバケットリストを選択するとバケットリストが空になる
- 既存の領域を選択すると Cloudian で 2 番目のアカウントの作成が失敗する
- 2825 未完了のリストア操作によりリストアに失敗した
- [クラウドオブジェクト (Cloud objects)]タブでバケットを追加すると、クラウドプロバイダのバケットの一覧表示に失敗する
- クラウドストアアカウントがターゲットドメインに追加されていない場合、ターゲットドメインで AIR インポートイメージのリストアが失敗する
複数のタグがある OR クエリーに対する Azure でのアクセラレータ最適化の低下
説明
「OR」演算子を使用して複数のタグ条件を組み合わせたクエリーが 1 つ以上あるクラウドオブジェクトストアポリシーがある場合、アクセラレータ対応クラウドオブジェクトストアポリシーを使用した Azure コンテナのバックアップは、加速が低下するか、変更されていないデータをバックアップします。
これは、複数のタグにわたるオブジェクトの順序付けがアクセラレータに対して予想どおりに行われていないために発生します。トラックログに存在しているのにトラックログに見つからないオブジェクトは少ないため、これらのオブジェクトはアクセラレータの利点を得ることなく繰り返しバックアップされます。
回避方法
Azure に対して複数のタグ条件を組み合わせる際に OR 条件を使用しないでください。代わりに、タグごとに個別のクエリーを作成します。
例:
クエリー名とデータ型を指定するクエリー (tagKey eq 'type' and tagValue eq 'text') or (tagKey eq 'type' and tagValue eq 'none) があるとします
データ型が text のクエリー (tagKey eq 'type' and tagValue eq 'text') と、データ型が none のクエリー (tagKey eq 'type' and tagValue eq 'none') という 2 つのクエリーを作成できます。
メモ:
こうすることで、最初のバックアップではこれらの新しいクエリーの加速は行われません。以降のバックアップでは、問題が解決していることを確認できます。