NetBackup™ Web UI クラウドオブジェクトストア管理者ガイド
- 概要
- クラウドオブジェクトストア資産の管理
- クラウドオブジェクトストア資産の保護
- クラウドオブジェクトストア資産のリカバリ
- トラブルシューティング
NetBackup クラウドオブジェクトストアの作業負荷サポートの機能
表: 主な特長
機能 |
説明 |
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NetBackup RBAC (役割ベースのアクセス制御) との統合 |
NetBackup Web UI は、NetBackup でクラウドオブジェクトストア操作を管理できる NetBackup ユーザーを制御するために、RBAC の役割としてデフォルトのクラウドオブジェクトストア管理者を提供します。ユーザーはクラウドオブジェクトストア操作を管理するために NetBackup 管理者である必要はありません。 |
クラウドオブジェクトストアアカウントの管理 |
必要に応じて、異なるクラウドベンダー間で、複数のクラウドオブジェクトストアアカウントに対して単一の NetBackup プライマリサーバーを構成できます。 |
認証およびクレデンシャル |
セキュリティを幅広く強調します。Azure Blob Storage を保護するには、ストレージアカウントとアクセスキーを指定する必要があります。すべての S3 API 対応クラウドベンダーで、アクセスキーとシークレットキーがサポートされます。Amazon S3 では、アクセスキーに加えて、IAM ロールと認証の引き受け役割メカニズムもサポートされます。 |
バックアップポリシー |
単一のバックアップポリシーで、1 つのクラウドオブジェクトストアアカウントの複数の S3 バケットまたは Azure Blob コンテナを保護できます。 |
クラウドオブジェクトのインテリジェントな選択 |
NetBackup では、単一のポリシー内でバケットまたはコンテナごとに異なるクエリーを柔軟に構成できます。バケットまたはコンテナの一部は、バケットまたはコンテナ内のすべてのオブジェクトをバックアップするように構成できます。また、次に基づいてオブジェクトを識別するためのインテリジェントなクエリーで一部のバケットとコンテナを構成することもできます。
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拡張性のあるソリューション |
完全バックアップに加えて、NetBackup は高速バックアップのためにさまざまな形式の増分スケジュールもサポートしています。アクセラレータ機能は、クラウドオブジェクトストアポリシーでもサポートされています。 ポリシーの「チェックポイントから再開」機能を有効にすると、失敗したジョブまたは一時停止したジョブを、停止した時点から再開できます。ジョブの始めからデータ転送全体を繰り返す必要はありません。 |
個別リストア |
NetBackup では、バケットまたはコンテナ内のすべてのオブジェクトを簡単にリストアできるだけでなく、接頭辞、フォルダ、およびオブジェクトベースのビューによって選択したオブジェクトのサブセットのみをリストアすることもできます。 日付と時間の範囲を指定して、NetBackup でのリストア対象のバックアップイメージを絞り込むことができます。 |
リストアオプション |
NetBackup では、リストア時にすべてのオブジェクトに任意の接頭辞を追加できます。これにより、リストアされたオブジェクトが元のオブジェクトと干渉しないように、異なる名前のオブジェクトがリストアされます。 デフォルトでは、NetBackup は、帯域幅とクラウドコストを節約するために、クラウドオブジェクトストアにすでに存在するオブジェクトの上書きをスキップします。[上書き (Overwrite)]オプションを使用してこのデフォルトの動作を変更すると、リストアされたコピーでクラウドオブジェクトストアのコピーを上書きできます。 |
リストアの代替場所 |
リストア対象に選択されたオブジェクトは次の場所にリストアできます。
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