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NetBackup™ Web UI クラウド管理者ガイド

Last Published: 2025-04-25

Product(s): NetBackup (11.0)

個別リストアについて

NetBackup では、クラウド仮想マシン上のファイルとフォルダの個別リストアを実行できます。個々のファイルやフォルダを検索してリストアすることもできます。また、仮想マシンからボリュームをリストアすることもできます。

このプロセスは個別リストアとして知られ、スナップショットまたはバックアップの各ファイルが、単一ファイルリストアと一般的に呼ばれる 1 つの細かい単位として考慮されます。NetBackup は、インデックス処理を使用して、スナップショットまたはバックアップ内のすべてのファイルのインベントリを作成します。スナップショットから特定のファイルをリストアするには、NetBackup によってスナップショットのインデックス付けが完了している必要があります。NetBackup によるバックアップのインデックス付けが完了している場合は、バックアップから特定のファイルをリストアすることもできます。

メモ:

プロバイダ管理の一貫性が有効になっている未接続の VM で BFS (スナップショットからのバックアップ) と GRT (個別リストア) の保護計画を実行する場合、SFR (シングルファイルリストア) はバックアップコピーからのみ利用可能です。

次の表は、ボリューム、ファイル、フォルダの個別リストアを有効にする流れを理解するのに役立ちます。

表: 個別リストアの作業

作業	説明
仮想マシンを接続	個別リストアを実行するために使用する仮想マシンを接続します。
仮想マシン上の資産の検出	［検出 (Discover)］オプションを使用します。［クラウド (Cloud)］>［Snapshot Managers］>［Snapshot Manager］>［処理 (Actions)］>［検出 (Discover)］に移動します。
保護計画の作成	保護計画を作成します。［ファイルまたはフォルダの個別リカバリの有効化 (Enable granular recovery for files or folders)］チェックボックスが、保護計画の［バックアップオプション (Backup options)］で選択されていることを確認します。
検出済み資産の保護計画へのサブスクライブ	インデックス付け可能な属性で個別リストアが有効になっている保護計画に、前の手順で接続された VM の資産を追加します。
保護計画の実行	バックアップジョブとインデックスをスケジュール設定するか、［今すぐバックアップ (Backup now)］オプションを使用します。この場合は、すぐにバックアップジョブが開始されます。
	ファイルとフォルダの個別リストアを実行します。